『ポツンと一軒家』、住人に対する「配慮が足りない」!? “ボカシなし”で車のナンバー映り「大丈夫?」と視聴者心配
9月12日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)について、一部ネット上で「プライバシーに対する配慮が足りない」などと苦言が漏れているようだ。
この回では、福岡県の山奥にある一軒家を訪問し、14〜15代続く一家の主だという60代の男性が登場。もともとこの地は7軒の家がある集落だったものの、現在はほとんどの住人が下山してしまい、“ポツンと一軒家”になったのだという。
「放送の中で、男性は自身の生い立ちを告白。男性が小学校に上がる寸前に家を建て替えたものの、その半年後に父親が他界。それ以来、母親が寝る間を惜しんで働き、祖父母や男性と弟の兄弟2人を養った……など、かなりプライベートな話が展開されました」(芸能ライター)
さらに、男性の母親は、本来給付を受けられるはずの母子手当を「そういうのをもらうと、この子らが大きくなった時に、世間様に対して後ろめたいものが残るんじゃないか」という理由で、一切給付を受けなかったそう。
このエピソードについて、ネット上では「母子手当をもらわなかったことを、美談のように紹介するのはちょっと……」という疑問の声が上がったほか、「こんなにベラベラ話しちゃっていいの?」「一般人なんだし、番組側はプライバシーに配慮したほうがいい」などの指摘も見られた。
「男性の車のナンバーが見える場面もあり、『ボカシ入れなくて大丈夫?』と心配する視聴者も。昨年11月に放送された同番組では、『体調不良で寝込んでいた』という男性の一軒家を再訪し、近況を聞く企画を行っていましたが、ネット上には『家の場所も住人の情報も明かして、何かあったらどうするの?』『すぐに助けが呼べない環境だと考えると、こういう放送内容は危険では?』など、懸念の声も出ていました」(同)
毎週、高視聴率をキープしている人気番組だからこそ、取材対象の個人情報に関しては、細心の注意を払ってほしいものだ。