[再掲]インタビュー

純烈・酒井一圭を脅迫した疑いで“ファンの女”逮捕! ジャニーズタレントもつきまといの被害に……「ヤラカシ」の心理を解説

2021/09/16 20:50
サイゾーウーマン編集部
酒井一圭公式プロフィールより

 9月16日、ムード歌謡グループ・純烈の所属事務所に脅迫文を送るなどし、メンバーの酒井一圭を脅した疑いで、ファン女性が逮捕されたことがわかった。

 複数の報道によれば、女性は刃物で切り刻んだ男性用の下着や、刃渡り15センチの包丁、「あなたを無傷で終わらせません」と書いた手紙を事務所に郵送し、酒井を脅迫。2年半前から純烈のファンクラブ会員だったが、「応援する別のメンバーを(酒井が)バカにしたような発言をしているのが許せなかったので、改心してほしかった」と供述しているという。

 ネット上では、酒井を心配する声が多数上がっているほか、「メンバーを脅迫するとか、そんなの本当のファンじゃない!」「私も純烈を応援してるから、同じファンの中にこんな人がいると知って怖い」などと衝撃を受ける人や、「こういう話って、ほかのタレントにもあるよね」「アイドルファンとして他人事とは思えない」といった声も見受けられる。

 ファンがタレントに危害を及ぼす事件は、残念ながらたびたび報じられており、特に目立つのはジャニーズタレントへの被害だろう。今年2月には、テレビ東京の地下駐車場で関ジャニ∞の男性マネジャーを待ち伏せしたとして、会社員の女を逮捕。ニュースサイト「文春オンライン」によれば、女は19年8月、Hey!Say!JUMP・中島裕翔につきまとったとして、ストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕されていたという。

 さらに遡れば、09年6月には、当時JUMPメンバーだった森本龍太郎の携帯電話を盗んだとして、17歳の少年が窃盗容疑で逮捕された事件も。なお、この少年も森本にしつこくつきまとっていたなどと報じられていた。


 ジャニーズファンの間で、こうした行為に及ぶファンは「ヤラカシ」と呼ばれており、近年さらに問題視されている。というのも、タレント自身が公式ブログなどで被害を告白するようになり、精神的な負担を訴えているのだ。しかし、それでも状況は変わっていないとされる。

 サイゾーウーマンでは過去に、タレントに危害を加えるファンの複雑な心理について、臨床心理士の杉山崇氏に話を聞いていた。「ヤラカシ」はタレントと自身をどのような関係性だと考えているのか、“治す”方法はあるのかといった疑問について知るため、改めて同記事を掲載する。
(編集部)

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