「病院と葬儀社はズブズブ」ひろゆき氏の発言に“葬儀社YouTuber”が反論! 「また適当に言ってる」とネットあきれ
日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)の開設者で、最近はコメンテーターとしてテレビでその姿を見る機会も多い“ひろゆき”こと西村博之氏。公式YouTubeチャンネルの登録者数は125万人を誇り、ネット上でも人気を集めているが、彼の発言について、“葬儀社YouTuber”が異を唱えているようだ。
事の始まりは、ひろゆき氏が自身のYouTubeチャンネル「ひろゆき, hiroyuki」内で、今年6月8日に行った生配信「【ひろゆき】友はもう一人の自分である。Brooklyn Defender IPAを呑みながら。2021/06/08 M20」。視聴者から「今後の葬儀業界で仕事を獲得していく良い方法はないか」と質問された際、「いかに病院と結託するかになるので、病院の先生にちゃんとお金を払ってください」「病院の先生にお金を払うと、その病院で亡くなった場合に『こういう葬儀社がありますよ』って最初に連絡してくれる葬儀社になれたりする」と答えたのだ。
しかしその後、葬儀社「佐藤葬祭」の代表取締役・佐藤信顕氏が、同25日に自身のYouTubeチャンネル「葬儀葬式ch有限会社佐藤葬祭」に“反論動画”を投稿。「某“論破”で有名な人」と、ひろゆき氏の名前こそ出さなかったものの、「病院の先生にお金を積んでも、公立病院は指定業者になるためには抽選(が必要)」「(私立病院も)1週とか2週ごとに交代させられちゃう」「今は指定業者の選定っていうのを、ほぼお金でやってない」と“お金を払えば最初に紹介してくれる”という事実はないと説明し、「一体、何十年前の思い込みのレベルなんだろう」と語っている。
「近年は、コメンテーターとして専門分野外のことについても自論を語ることが多いひろゆき氏ですが、佐藤氏は『まあ、ほかのこともそういう感じなのかな、という印象を受けます』とバッサリ。患者を助けようと一生懸命になっている医療従事者や病院に対しても『失礼な話』と批判し、『医療従事者をなんだと思ってるんですか?』と物申す場面もありました」(芸能ライター)
それから約2カ月後、ひろゆき氏はYouTubeチャンネル「ひげおやじと仲間たち」で9月8日に行われた生配信にゲスト登場し、「病院と(葬儀社は)ズブズブって話をしたら、それを否定してる葬儀屋さんの人がいて。まあ、否定したいんだろうなって思いました」とコメント。続けて「でも、絶対裏でつながってるでしょ」「看護師が葬儀屋にリークしてお小遣いをもらう」などと言い、佐藤氏の意見を受け流した。
「すると今度は佐藤氏が、同10日に自身のTwitterで『ひろゆきの葬儀屋話は、根も葉もない暴言レベルになっています』などと激しく非難。翌日11日には、YouTubeに『ひろゆきの葬儀の話が、まだまだヒドイ 葬儀・葬式ch第1222回』という動画を投稿し、『業界の経緯ってのをわからずに「ホントはこうなんじゃないの?」っていうような匿名掲示板みたいなノリで話してしまうと、我々だけではなく、医療従事者の名誉を損なう』と苦言を呈しました」(同)