アンジー、元夫・ブラピの“DV疑惑”に言及! “性的暴力”企てたハーヴェイと「自ら進んで仕事していた」過去明かす
アンジェリーナはかねてから、ハリウッドの敏腕プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインに、キャリア初期の頃、性的暴行をされそうになったと明かしている。その後、彼は多くの女性からセクハラや性的暴行を告発・告訴され、昨年、禁錮23年の実刑判決を受けた。今回のインタビューでその件について聞かれると、「本の内容から、あまりにも脱線する話はしたくない」と消極的な態度を見せ、「逃げなければならないようなことをされた」と話を切り出した。
「部屋から逃げ出せたら、未遂に終わったと思うでしょう? でも本当は未遂に終わったとしても暴行は暴行なの」「彼とは距離を置き、みんなに警告した。私の最初の夫ジョニー(俳優ジョニー・リー・ミラー)に、“女の子たちをハーヴェイと2人きりにさせないように”という警告を広めてもらった。映画『アビエイター』(04年)への出演オファーも断った。ハーヴェイが関わっている作品だったから。二度と彼と一緒には働かないと決めていた。だから、ブラッドが彼と仕事をした時は、本当につらかった」と打ち明けた。
ブラッドは09年にハーヴェイの映画配給・制作会社が手がけたクエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』に主演。12年には、小説『ジャッキー・コーガン』を映画化するにあたってハーヴェイにアプローチし、一緒に作品を作り上げている。
アンジェリーナは、ブラッドが暴行未遂を「大したことと思っていない」から、ハーヴェイと一緒に仕事ができるのだと感じたそう。「このことについてケンカもした」が、ブラッドがハーヴェイとの仕事を選んだため、「深く傷ついた」とブラッドの無神経さを非難。「だから、これらの作品のプロモーションに同伴しなかった」と、知られざる心境も明かした。
アンジェリーナと破局後、雑誌のインタビューでアルコール依存症だと素直に認め、『アド・アストラ』(19年)では既存の男らしさから脱却しようともがく男性を演じ、急降下したイメージを回復させたブラッド。以前、ハーヴェイが大勢の女性から性的暴行を告発された際、ブラッドの元恋人グウィネス・パルトローは、彼女にセクハラをしたハーヴェイに対してブラッドが「次に彼女にまた何かしたら、殺すぞ」と警告したと明かし株を上げたが、今回のアンジェリーナの発言は、再び物議を呼ぶことになりそうだ。
ちなみに、19年に米ニュースサイト「RadarOnline」が、「ブラッドはアンジェリーナとの親権争いが終結したら、暴露本を書く計画を立てている」と報道。まだ多くの火種が2人の間に横たわっているようだ。