日本テレビ、『イッテQ』BBQ感染報道は「テレ朝がリーク」!? 『24時間テレビ』のウラで謝罪どころか「キレ気味に対応」か
日本テレビ系の人気バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』のスタッフが、8月上旬に東京・豊洲でバーベキューを行い、新型コロナウイルスの感染が発覚したとニュースサイト「週刊女性PRIME」が伝えた。
報道のタイミングが8月21日午前11時と、日テレ恒例の大型特番『24時間テレビ 愛は地球を救う』の放送日と重なったこともあって、ネット上では批判が続出。しかし、肝心の日テレサイドは謝罪する様子もなく、それどころか「少々キレ気味にメディア対応している」(テレビ局関係者)のだという。
記事によると、バーベキューに参加したのは『イッテQ』のスタッフ約10名。感染経路は不明だが、うち1人の新型コロナウイルス感染が発覚し、翌日のスタジオ収録にはバーベキュー参加者全員が不参加だったという。
「ただでさえ、新型コロナが猛威を振るう中で『24時間テレビ』を強行したことで、ネット上は同局への反感が高まっていました。その矢先での報道とあって、『放送休止しろ』『医療関係者に迷惑かけるな』と非難ごうごう。また『週女』の取材に対し、日テレ側は『スタッフのプライベートに関してはお答えしておりません』という回答を寄せており、『事態を隠蔽しようとした』『隠してたってことは、テレ朝よりはるかに悪質』という批判も噴出しています」(芸能ライター)
同記事について、複数のメディアから問い合わせを受けたという日テレだが、その対応もさらなる波紋を呼んでいるようだ。
「まず、週刊誌に報じられる前に、なぜ局側から公式に発表しなかったのか? という点について、日テレサイドは『参加者は全員、社員ではなく制作会社のスタッフだったため』としています。局員ならまだしも、別会社のスタッフの私生活にまで責任は負えないということなのでしょう。その気持ちもわからなくはないですが、局の人気番組に関係するスタッフです。こんな我関せずの回答で、世間が納得すると思っているのでしょうか」(前出、テレビ局関係者)
そんな日テレは、『24時間テレビ』放送直前に報じられたことに「かなりオカンムリの様子」(同)だとか。そのせいか情報のリーク犯について、こんな“推理”まで披露しているという。
「記事の情報源は『テレビ朝日の関係者』だと、日テレサイドは一部メディア関係者に耳打ちしているそうです。テレ朝といえば、複数の局員が東京五輪取材の打ち上げと称し、8月8日夜から9日未明にかけて飲酒を伴う宴席を開催。二次会会場である渋谷のカラオケ店2階から女性社員が転落して救急車で緊急搬送、そのまま入院という一大不祥事を引き起こしている。日テレ側の推理によれば、『問題を起こしている局はウチだけじゃないから』という思いを抱いたテレ朝がリークしたのでは? というんです」(同)
真偽のほどは不明だが、コロナ禍で緊張感がまるでない点では、同じ穴のムジナといえる日テレとテレ朝。他局に意識を向ける暇があるなら、まず報告責任だけでも果たしてもらいものだが……。