コラム
【連載】“買い物狂い” の散財日記 第142回
メルカリの値下げ要求に、「希望額までは下げられません」と断りつつも、購入を即決させる“匠の技”
2021/08/15 19:00
ちなみにスカートの元値は2万4,000円なんだそうです。ということは、税込みで2万6,400円。グレーのほかにピンクも展開されており、同じ出品者さんが売っていました。でもすでに売り切れていて、取引価格は1万8,000円。そう考えると、この1万円のスカートは十分に安い気もするのですが、さっきの3,200円が脳裏をちらついて離れない……。このまま購入するのはなんかこう、なんかなのよねえ……。そこで「8,500円で購入させてもらえませんか?」と質問してみることに。
すると、すぐに値が9,200円に変わり「希望額までは下げられませんが、こちらでよかったら……」と返信が届きました。
な、なんて粋なのかしら……!! こんなふうにパッと値下げされると、他の人が買うんじゃないかと焦り、購買意欲が爆上がりするではないか~~~!!!!!! か、買います~~~!!!!!! そんなわけで、9,200円で購入しました。
いやあ、今回もメルカリの匠の技を見た気がしたわ……? 値下げするときには、「○○円ならできます」と答える前に、サッと値下げしてしまって、「値下げしました。どうぞご自由に」スタイルのほうが、購入希望者は、「ほかの人に買われちゃう!」ってびくびくしますよね。ライバルも価格が下がっていたら「お、買おうかしら?」と思うはず。フリマアプリで商品が売れない方は、一度試してみては?
■今回の出費
「ビームス×清原亜希リネン100フレアスカート」9,200円
最終更新:2021/08/16 14:47