中島健人『彼女はキレイだった』北山宏光『ただ離婚してないだけ』好評でも……ジャニーズ、近年の低視聴率「大コケドラマ」4本
もう半世紀近く、テレビドラマで活躍するジャニーズタレントたち。現在放送中の“夏ドラマ”にも、『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)で主人公の・ドS雑誌編集長を好演するSexy Zone・中島健人や、“月9”ドラマ『ナイト・ドクター』(同)で見せる自然な演技が話題のKing&Prince・岸優太、『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)のクズ男役が「普段と別人のよう」と視聴者を驚かせているKis-My-Ft2・北山宏光など、多くのジャニーズタレントが好演している。
しかし、過去を振り返ると、内容や演技は好評でも、視聴率において惨敗してしまったドラマも少なくない。
「最近では、今年1月期に放送された関ジャニ∞・大倉忠義主演『知ってるワイフ』(フジテレビ系)がそれに当たります。人気韓国ドラマのリメイクで、大倉演じる気弱で優柔不断な男が、大学時代に好意を寄せていた後輩(瀧本美織)から「好きだった」と言われたのを機に、妻(広瀬アリス)との結婚を後悔し、過去を変えるためタイムスリップするという大胆なストーリーです。しかし、放送された“木曜劇場”枠は、近年、視聴率が振るわないことから“死に枠”とも言われており、『知ってるワイフ』も初回から世帯平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗。それでも、『大倉くんのはまり役』『展開が面白い』とネット上で口コミが広がり、最終回では8.9%まで上昇しました」(芸能ライター)
“木曜劇場”枠のジャニーズ主演ドラマといえば、19年4月期に二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也がダブル主演を務めた『ストロベリーナイト・サーガ』が思い出される。同作は、12年に竹内結子主演で火曜午後9時台で放送された『ストロベリーナイト』の続編として、7年ぶりに放送された。
「『ストロベリーナイト』が最高視聴率16.9%を記録するヒット作となったため、フジは続編の宣伝にかなり力を入れていましたが、キャストを総入れ替えしたことが多くの視聴者から反感を買い、第8話では自己最低となる5.2%を記録。さらに、全話1ケタと振るいませんでした。凄腕女性刑事を演じた二階堂、体育会系刑事役の亀梨の熱演ぶりは評価されていただけに、当時、『貧乏くじ引いてかわいそう』『ある意味、被害者では?』とキャストに同情する声も上がっていました」(同)
そもそも近年のフジテレビは、多くのドラマ枠が低迷気味であることから、「大コケする確率が高い」ともいえる。Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演で16年7月期に放送された『HOPE~期待ゼロの新入社員~』も、もし他局で放送されていたら結果は変わっていたかもしれない。
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