海外
騒動に新展開
英国アンドリュー王子、性的虐待で訴訟問題へ! エプスタイン事件の被害者女性が「乱交などの性的虐待被害を受けた」と提訴
2021/08/11 16:34
一方のアンドリュー王子は、10年にニューヨークのセントラルパークでエプスタインと一緒にいるところをパパラッチされたり、エプスタインの邸宅から出てくるところを撮られ、エプスタインが少女をあっせんしているとウワサされるようになった。2人の娘の父親でもある王子は、19年に受けた英「BBC」のインタビューで、エプスタインとの交友関係は認めたものの、「国際ビジネスを教えてもらっていただけで、少女をあっせんされたことはない。ヴァージニアとは会ったこともない」と主張。
ヴァージニアの腰に手を回している“証拠写真”についても、「撮影した記憶はない」「偽造されたものだと思う」と苦しい見解を示した。しかしこの写真には、ヴァージニアにアンドリュー王子と性的行為をするよう強要したエプスタインの元パートナー、マクスウェルも写っていることから、前述したヴァージニアの証言は事実だとみられている。
性的虐待を否定しているアンドリュー王子だが、エプスタインとの交友関係を持ったことについては反省の意を示しており、現在、英王室の公務を控えている。
「BBC」は、被害者たちの弁護を務める法律事務所の弁護士のコメントとして「こういった訴訟は、裁判所で事実審理が行われない(その前に和解に至る)ことがほとんどだが、裁判が行われる可能性はゼロとはいえない」と報道。アンドリュー王子の逮捕/収監の可能性は低いが、これまで以上のバッシングを受け、たとえ裁判にならなかったとしても英王室は大きなダメージを受けるだろうと伝えている。
最終更新:2021/08/11 16:34