草なぎ剛の“泥酔全裸事件”は「今もタブー」!? 「脱いでしまった」回答でネット番組スタジオが静まり返り……
「新しい地図」の生配信ネット番組『7.2新しい別の窓 #41』(ABEMA)の8月1日放送回で、俳優の草なぎ剛がSMAP時代の警察沙汰を振り返る一幕があった。
番組では、出された質問に対し、互いの回答を合わせる企画「コンビの絆−1グランプリ!」を放送。草なぎと稲垣吾郎がチームとなり、タカアンドトシやEXITと“コンビ愛”で対決した。
「一番悲しかったことは?」とのお題では、稲垣が「やっぱり、最初に森くんが卒業したとき」と、1996年にSMAPを辞めてオートレース選手に転向した森且行の名前を挙げたが、草なぎは「(SMAPの)デビュー曲が1位を取れなかったこと。先輩方は1位を取ってたので」と回答し、一致せず。
その後の「草なぎが一番後悔していることは?」とのお題では、稲垣が「年末いいとも特大号での鈴木蘭々のモノマネ!」と自信満々に回答したのに対し、草なぎは「脱いでしまった」と書かれたフリップを提示。すると、スタジオが数秒間静まり返り、進行役を務めていた香取慎吾が慌てた様子で「違うんだよ、違うんだよ……」と繰り返しながら草なぎのフリップを伏せ、加えて、立ち上がって前に出た稲垣が、カメラに向かって手でバッテンポーズをしていた。
なお、「脱いでしまった」というのは、2009年4月に東京都港区の檜町公園にて、泥酔して全裸で叫んでいる草なぎが、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された騒動のことだろう。翌日に処分保留で釈放された草なぎは、その日の夜に弁護士と共に「おわび会見」を開き、「大人として恥ずかしい行動をして、とても反省しています」などと謝罪。翌月に起訴猶予となり、自粛していた芸能活動は事件から約1カ月後に再開された。
「草なぎが衝撃的な回答を出したことで、コーナーは強制終了となりました。草なぎがガチで答えたのか、ウケを狙ったのかは不明ですが、香取や稲垣の慌てぶりや、スタジオの異様な空気から、バラエティ番組で大っぴらにネタにすることは、まだタブーとされているのかもしれません」(芸能ライター)
とはいえ、草なぎがバラエティ番組で事件に触れたのは、今回が初めてではない。昨年10月放送の『ぴったんこカン・カンスペシャル』(TBS系)で司会の安住紳一郎アナウンサーとTBS前の芝生でロケを行った際、安住アナが「(草なぎが)地デジの推進大使のときに一緒に盆踊りを踊った」「その後、草なぎさん問題起こして、ギャラを全部返上するっていう……」と発言。これは、06年から“地デジ普及促進メインキャラクター”を務めていた草なぎが、その活動中にくだんの全裸事件を起こしたことから、出演料を辞退した一件のことだが、草なぎは安住に対し「すぐそこで問題起きちゃって……」「いろいろ紆余曲折あって、ここの(TBS前の)芝生に辿り着いています」とTBSと事件現場が近いことをネタにしていた。