鈴木亮平主演『TOKYO MER』第4話、「『コード・ブルー』みたい」な展開に!? “崩落事故”描かれ「意識してる?」の声も
鈴木亮平主演の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)の第4話が7月25日に放送され、世帯平均視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。東京オリンピック中継の裏番組だったことが影響したのか、前回の14.4%から4.3ポイントダウンしたものの、2ケタ台をキープしている。一方で今回は、ある場面について、視聴者から疑問の声が上がっていた。
東京都知事・赤塚梓(石田ゆり子)の命令で新設された「TOKYO MER(モバイル・エマージェンシー・ルーム)」という救命救急のプロフェッショナルチームの奮闘を描く同作。第4話では、トンネルの崩落事故で負傷者が発生し、チームに出動要請が届く……という内容だった。
「この崩落事故には、TOKYO MERのチーフドクターである喜多見幸太(鈴木)の元妻で、循環器外科医の高輪千晶(仲里依紗)が担当する移植手術に使用される心臓を運んでいた車が巻き込まれていました。心臓の保存時間は4時間しかないうえに、人工心肺を取り付けて移植を待つ患者の負担も高まるため、予断を許さない緊迫した状況だったんです」(芸能ライター)
その後、TOKYO MERは心臓を運んでいた医師・小山(高橋ユウ)と心臓を救出。そして、チームメンバーの徳丸元一(佐野勇斗)と研修医の弦巻比奈(中条あやみ)が、その心臓をバイクで運搬する様子が描かれた。
「これと同時に、トンネル事故で負傷した人の救出作業も行われ、今回もおなじみの『死者は……ゼロです!』という“決めゼリフ”も見られました。しかし、ネット上では“移植する心臓をバイクで運ぶ”シーンについて、『こういう時って普通、ヘリコプターとかで運ばない?』『急に緊張感なくなったな(笑)』『保存時間が短いのに、渋滞や事故の可能性もある陸路を使うの?』など、ツッコミや疑問の声が相次いだんです」(同)
さらに、「『コード・ブルー』だったらヘリでひとっ飛びなのにね」「意地でもドクターヘリを出さないのは、『コード・ブルー』を意識してるから?」などと、ドクターヘリやフライトドクターの活躍を描いた山下智久主演のドラマ『コード・ブルー』シリーズ(フジテレビ系)を思い出す人もいたよう。
「2008〜17年に第3シーズンまで放送されている『コード・ブルー』ですが、このうちの『コード・ブルー 3rd SEASON』(17年)では、地下鉄の線路内で起こった崩落事故が描かれていました。『TOKYO MER』第4話と似たようなシチュエーションとあって、視聴者からは『この展開、「コード・ブルー」みたい』『「TOKYO MER」見てたのに、急に「コード・ブルー」始まった』といった声が続出。同じような事故を扱った結果、バイクでの搬送に疑問を感じた視聴者が多かったのかもしれません」(同)
救急医療を扱う作品という共通点もあるが、今後は視聴者に『コード・ブルー』を想起させないくらいに、『TOKYO MER』らしさを発揮してほしいものだ。
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