サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」「母は子どもと一緒にいるべき」バッシング コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第562回】 篠原涼子、福原愛、熊田曜子……「母は子どもと一緒にいるべき」バッシングする女性週刊誌と「親権を失った母」への冷たい目 2021/07/27 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り!女性タレント 福原愛、熊田曜子、それぞれの報じられ方 まず「週刊女性」では、「『母より女優』の価値観」と題して篠原の離婚を取り上げ、「女性自身」同様に親権を手放した篠原を批判している。さらに同誌では福原愛の離婚も取り上げられている。 その切り口は、福原は日本で悠々自適、一方、子どもたちと台湾のマンションで暮らす元夫は暮らし慣れた高級マンションを立ち退いたというもの。夫の収入では福原の持つ50%の所有権を買い取れないからだとか。もちろんあからさまではないが、福原を“いかがなものか”と苦言を呈したもの。 そして熊田曜子。こちらは、ほかとは少々変わっているが、いろんな示唆に飛んだものだったので少々内容を紹介したい。 記事によれば現在、熊田と夫は親権をめぐり、代理人を通じて話を進めている状況だという。というのも双方、是が非でも親権を取りたいという事情があるらしい。夫は「週女」の取材に対し、こんな証言をした。 「以前から、彼女の代理人を通して、“(暴行の)被害届の取り下げを条件に、親権を渡してほしい”という要求があったんです」 そして、そこまでする熊田側の理由を説明しているのだが、これがなかなか興味深い。 「彼女のイメージは下落の一途。そのうえ、親権まで取られたら“ママタレ”どころかタレント生命も終わってしまいかねない」 次のページ バッハ会長の警護費用人件費だけで1億円(日本国民の税金) 前のページ123次のページ 楽天 アンフェア the end スペシャル・エディション 関連記事 福原愛を“母親失格”バッシングする「女性セブン」、悪意あるタイトルが「不条理」すぎる理由ジャニー喜多川さんが逝って2年、ジャニーズが世界進出できなかった原因と皮肉な変化引退から41年! 女性週刊誌のトップを飾る山口百恵の存在感と、五輪強行に疑問を呈す三浦友和の勇気ある発言菅政権批判、安倍昭恵夫人、森友問題、五輪強行、吉村知事と関西メディアの癒着……社会派記事で攻める「女性自身」小林亜星さんに「遺産トラブル」の予兆! 次男をめぐる「週刊女性」と「女性自身」の正反対記事