料理はおいしそうだけど……

西島秀俊主演『シェフは名探偵』第7話、鞘師里保の行動が「意味不明」!? 「いろいろ引っかかる」とツッコミ続出のワケ

2021/07/26 12:00
サイゾーウーマン編集部
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『シェフは名探偵』(テレビ東京)公式サイトより

 西島秀俊主演の連続ドラマ『シェフは名探偵』(テレビ東京)の第7話が7月19日に放送された。午後11時台の放送でありながら、ネット上を中心に話題を集めている同作だが、今回はストーリー展開に視聴者からツッコミが入ったようだ。

 フレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」を訪れた客が巻き起こす事件や、不可解な出来事の謎を、シェフの三船忍(西島)が持ち前の推理力で解いていくミステリードラマ。第7話では、学生6人のグループと、女性と友人と義母3人のグループの各騒動が描かれた。

「このうち、前者の学生グループは、お嬢様育ちの山下嗣麻子(宮下かな子)が、ほかの5人から“利用”されている話でした。レストランに高級ワインを持ってきた嗣麻子でしたが、持ち込みには『抜栓料』がかかるそう。5人は結託しており、本来は1,000円のところ、嗣麻子には6,000円だと伝えただけでなく、“コース”ではなく“アラカルト”で注文し、食事の合計がわからなくなるように工作。中でも会計役の遥香(鞘師里保)は、嗣麻子から多めに食事代をもらっていました」(芸能ライター)

 遥香は会計の時、店のギャルソン・高築智行(濱田岳)に、後日、嗣麻子が店を訪れたら、本来の抜栓料を伝えるよう依頼。しかし、それをすぐに取り消すなど謎の行動を見せ、高築たちは5人が嗣麻子に対して詐欺を行っているのではないかと疑っていた。

「その後、三船は嗣麻子と遥香を店に呼び出し、本当の抜栓料は1,000円だと伝える展開に。もともと幼なじみで仲が良かったものの、グループに入ってから嗣麻子が利用されてると察した遥香は、彼女を助けるために冷たい態度を取り、自らグループを抜けるように誘導していたという真相も明かされました。抜栓料や食事代を多く取ったのもそれが理由で、グループのメンバーからだまされていると気づいてほしかったために、遥香が考えた“作戦”だったようです」(同)


 しかし、ネット上では「詐欺まがいのことしなくても、仲がいいなら普通に伝えてあげればよくない?」「遥香の行動がずっと意味不明だった」といった疑問の声が続出。嗣麻子と遥香の友情に「ジーンと来た」などポジティブな感想も上がっていたものの、多くの視聴者は学生グループの悪事に首を傾げていたようだ。

「12日に放送された第6話でも、同じような感想が寄せられていました。この回では、小劇団のスター女優・串本法子(真飛聖)が、婚約者の西田(新納慎也)に振る舞うフレンチの作成をファン女性に依頼。しかし、彼女は嫉妬から料理に下剤を仕込んでいた……といった内容でした。女性の悪事を知った法子は怒りを見せなかったばかりか、三船が彼女を改心させるためにデザートの詰め合わせを振る舞うシーンも見られたため、『犯罪スレスレの行為に怒らない女優やシェフってどうなの?』『これをいい話にするのは無理がある』など、ツッコミが続出。こうした展開が続いたからか、視聴者からは『このドラマ、雰囲気はいいけど、ゲストや事件の内容でいろいろ引っかかる点がある』といった不満の声も聞こえます」(同)

 “人間ドラマ”としては好評を得ているようだが、“ミステリー”としては細部の作り込みが甘く、疑問を抱く視聴者も少なくないようだ。

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最終更新:2021/07/26 12:08
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鞘師さん、演技もやるんですね