鈴木亮平主演『TOKYO MER』、決め台詞に「わざとらしい」と苦言! 第2話で視聴率14.3%獲得も「途中で冷めた」!?
鈴木亮平主演の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)の第2話が7月11日に放送され、世帯平均視聴率14.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録。初回の14.1%から0.2ポイント微増したものの、ネット上では不満の声も上がり始めているという。
東京都知事・赤塚梓(石田ゆり子)の命令で新設された「TOKYO MER(モバイル・エマージェンシー・ルーム)」という救命救急のプロフェッショナルチームの奮闘を描く同作。第2話では、鉄骨落下事故の現場にチームが急行し、チーフドクター・喜多見幸太(鈴木)がレスキュー隊と対立しながらも、現場でトリアージや治療を行った。そんな中、研修医・弦巻比奈(中条あやみ)が致命的なミスを犯し、患者の命が危機にさらされる……という内容だった。
「その後、チームメンバーで厚生労働省の官僚でもある音羽尚(賀来賢人)の助けもあって患者の救命に成功し、この現場で“死者ゼロ”を達成していました。しかしその後、同チームは、夏祭り中に起こった爆発事故現場へ派遣され、弦巻が現場で患者のオペを行う展開になったんです」(芸能ライター)
結局、このオペは途中で駆け付けた喜多見に交代して成功し、こちらも“死者ゼロ”を達成。息もつかせぬ怒涛の展開について、ネット上では「見ていて熱くなる!」「最初から最後までハラハラしっぱなしだった!」などと興奮気味の感想が寄せられる一方、「あまりにも現実的じゃなくて、途中で冷めたわ」「正直ちょっと暑苦しい展開だな……」といった不満の声も見受けられる。
「また、ドラマ内での“決め台詞”に対し、視聴者からツッコミが続出。今回は、2つの事故現場で、東京都危機管理対策室のオペレーターが『死者は……ゼロです!』と発言していたのですが、ネット上では『毎回これやるの?』『わざとらしくて、なんかイヤ』といった苦言も。また、同じく日曜劇場で放送されていた大人気ドラマ『半沢直樹』の決め台詞『倍返しだ!』を連想した人もいたようで、『日曜劇場は「半沢直樹」テイストにしないといけない決まりでもあるの?』『「半沢」っぽさが抜ければいいドラマなのに……』『普通の医療ドラマが見たい』など、飽き飽きするような感想もあります」(同)
同作品では、「TOKYO MER」を潰そうと画策する厚生労働大臣・白銀眞理子(渡辺真起子)や、その部下である厚生労働省医政局長・久我山秋晴(鶴見辰吾)の暗躍も描かれ、音羽はいわば“スパイ”のような形でチームに加入している設定。そうした構図も『半沢直樹』を彷彿とさせているようだ。
なお、今期の医療ドラマは、フジテレビ系の“月9”枠で『ナイト・ドクター』も放送されており、12日放送の第4話で世帯平均視聴率12.4%を記録。数字の面では『TOKYO MER』が上回っているとはいえ、“『半沢』テイスト”が濃くなれば、逆転されるかもしれない。