福山雅治『ガリレオ』新作映画に柴咲コウ出演! ヒロインの“カムバック”は福山雅治の「ヒット作不足」が一因か
福山雅治が主演を務める人気ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)シリーズの新作映画『沈黙のパレード』(2022年公開予定)の製作が決定し、同時に柴咲コウ、北村一輝の出演も発表された。ネット上ではシリーズファンから歓喜の声が飛び交っているが、「柴咲の出演は、福山サイドの意向の表れかもしれない」(芸能ライター)という。
「作家・東野圭吾氏の『ガリレオシリーズ』(文藝春秋)を原作とする同ドラマは、福山演じる帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学が、科学的な検証と推理で難事件を解決していくミステリー。07年10月にフジテレビの“月9”枠で連続ドラマ化を果たし、13年4月期には同枠で第2シリーズが放送されました。映画はこれまで08年10月に『容疑者Xの献身』、13年6月に『真夏の方程式』が公開されていて、『沈黙のパレード』は9年ぶりの新作となります」(同)
新映画の出演者として発表された北村は、刑事・草薙俊平役で連ドラ第1シリーズ、08年11月放送のスペシャルドラマ『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』(同)、映画第1~2弾にも起用されていた。一方、柴咲は湯川の相棒的ポジションの女性刑事・内海薫役で連ドラ第1シリーズのヒロインを務め、映画1作目や13年6月放送のスペシャルドラマ『ガリレオXX 内海薫 最後の事件 愚弄ぶ』(同)にも出演。しかし、連ドラ第2シリーズから、ヒロインは内海ではなく吉高由里子演じるオリジナルキャラクターの警部補・岸谷美砂に変更され、柴咲は第1話にのみ登場。映画2作目には出演していない。
「当時から、ネット上では『柴咲と吉高じゃ雰囲気が違いすぎる』『柴咲のほうがよかった』などと不満の声が飛び交っていました。そんな中、今年4月発売の『女性自身』(光文社)が『ガリレオ』新作映画とスペシャルドラマの情報を伝え、撮影現場の福山と新木優子のツーショット写真を掲載し、“新作の相棒役は新木か”と報道。この時も、ネットユーザーからは柴咲の出演を望む声が上がっていたんです」(同)
しかし今回、『沈黙のパレード』に柴咲が出演することがわかり、ネット上の『ガリレオ』ファンは「柴咲の復活、うれしすぎる!」「新木はスペシャルドラマのキャストなのかも。柴咲が出るなら映画見に行きたい」「湯川と内海のコンビが好きだったから、今から楽しみ!」などと盛り上がっている。
「一方、柴咲の出演に『まさかカムバックするとは』と驚く人や、『吉高じゃなくなってよかった』『ヒロインが吉高に変わってからは違和感しかなかったもん』と安堵する人も。中には、『新作予習のために柴咲が出演している時の「ガリレオ」を再放送してほしい』というリクエストもあり、吉高の“不評ぶり”があらためて浮き彫りになっています」(同)
新作キャストから外れたばかりか、ネガティブな書き込みが寄せられてしまっている吉高は、気の毒な立場ではあるが……。
「吉高は主演の福山と同じアミューズに所属しているだけに、本来なら簡単に外されるようなことはないはずですが、制作サイドは、吉高演じる岸谷の評判の悪さを反省したのかもしれません。また、近年の福山主演作はヒットに恵まれておらず、『代表作となった「ガリレオ」新作まで失敗することは許されない』という福山サイドの意向もあって、作品ファンから熱い支持を受ける柴咲をヒロインに復活させた可能性も考えられます」(同)
柴咲の力を借り、福山は『沈黙のパレード』で久々のヒットを飛ばせるだろうか。