AKB48の新番組めぐり、乃木坂46サイドからマスコミに“要請”あった!? 「番組関連の取材、記事内で番組名に言及NG」の謎
7月6日深夜に放送を開始した新番組『乃木坂に、越されました~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!~』(テレビ東京系)。AKB48にとって、2019年まで放送されていた『AKBINGO!』(日本テレビ系)以来の冠バラエティだが、マスコミ界隈では「同番組をめぐる意外な“NG事項”に驚きの反応が上がっている」(雑誌編集者)という。
「テレ東では、14年まで放送されていた『AKB子兎道場』ぶりに冠レギュラー番組を獲得したAKB。番組名の“乃木坂”は言わずもがな、“AKBの公式ライバル”として誕生した乃木坂46のことで、近年は業界内外で『乃木坂のほうが売れている』『AKBはオワコン』と言われるようになっています」(芸能ライター)
実際、乃木坂は昨年、『NHK紅白歌合戦』に15年から6年連続出場を果たしたのに対し、09年から11年連続出場していたAKBは初落選している。
「今回スタートした新番組は、乃木坂を越えるべく、AKBメンバーがグループの魅力を最大限引き出すための企画に挑戦し、再び国民的アイドルの頂点を目指すという自虐的な内容。タイトルにも乃木坂の名前が使われ、MCはかつてグループに苦言を呈していた『2ちゃんねる』開設者の実業家・ひろゆき氏が務めるなど、前代未聞のコンセプトで、ファンを中心にまずまずの盛り上がりを見せています」(同)
そんな中、7月10日配信のニュースサイト「文春オンライン」では、番組の初回収録で、新たなチーム編成を決める“ドラフト企画”が行われたと報道。しかし、人気格差が露呈するシビアな内容だっただけに、運営側がメンバーの意向を尊重した結果、初回放送内容はグループの歴史を振り返るものに変更され、ドラフト企画は“お蔵入り”になったという。
早くも不穏なムードが立ち込めているようだが、番組にはもう一つ、マスコミ業界を驚かす出来事があったようだ。
「タイトルで名指しされている乃木坂サイドは、番組についてスルーしたいのか、各メディアに対し『メンバーへの取材で番組について質問したり、乃木坂関連のニュース記事の中で番組名を入れることは控えるように』と、NG事項を通達しているようです。AKB側が乃木坂を意識してNG要請を出すならわかりますが、なぜライバル視されている乃木坂サイドが同番組の話題をNGにしているのか、業界内でも疑問の声が上がっています」(前出・編集者)
何はともあれ、AKBが乃木坂への対抗心をバネに“復活”できるか、番組とともに見守っていきたい。