五輪中止派を「雑音」呼ばわり、谷原章介に集中砲火! 「医療関係者の悲痛な叫びも?」「許さない!」
7月14日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、谷原章介が東京オリンピック・パラリンピックの中止を求める声を「雑音」と表現。ネット上で波紋を呼んでいる。
東京オリンピック開会式まであと9日と迫った中、番組では五輪に関するアンケート結果を紹介。東京オリンピックを「開催してほしい」と答えた人が40.4%、対して「中止してほしい」と答えた人が59.6%と、なんと約6割もの人が中止してほしいと回答したという。なお、これは市場調査を手がける「日本トレンドリサーチ」が6月24日から29日にわたって調べたものだ。
この結果について弁護士の若狭勝氏は「開催されると、だいぶ違ってくるとは思う」「選手の感動的な姿を見ると、だんだんと盛り上がっていく」と、希望的観測でコメント。さらに、「どんどん盛り上がっていく方向に、どのように変わっていくのか、人間心理を研究している私としては、非常に興味を持って見ていきたいと思います」と続けていた。
「3時のヒロイン福田麻貴は、『中止してほしいという言葉を選手の方に聞かせたくない』と主張し、『コロナのこともあって、こういう答えになっているのもわかるが、開催が決まっている以上は、全力で応援してあげないと力が発揮できない』と選手に同情。さらに若狭弁護士と同じように、『開催されたら、「中止してほしい」と言っていた人たちも、きっと選手たちから力をもらったりとか勇気をもらったり、元気が出たりすると思うんで。せっかく開催するんで盛り上げていきたいと思います』とコメントしていました」(芸能ライター)
これに納得したのが谷原。「本当ですね。観客として、いわゆる競技場で僕らは応援することはできないけれども、せめて、そういう雑音は耳に入れたくないですし、メディアを通して、オリンピック頑張ろうとしている選手たちを後押ししたいと思います」と、五輪を積極的に応援していくと宣言して締めくくった。
だが、この谷原の発言がネット上では集中砲火を浴びている。反対派の意見を「雑音」と斬り捨てたことについて、「谷原さん、医療関係者の悲痛な叫びも雑音なの?」「オリンピック中止してほしいの声が雑音……? 谷原さん、それはないんじゃない?」「雑音って言ったね? 許さない」など反発が続出。
また、若狭弁護士のコメントにも、「何が人間心理の研究だ。意味がわからない」と疑問の声も見られたほか、「応援してあげないと、とか言っちゃう3時のヒロインの人。メディアを通して選手を後押しすると言う司会者。『めざまし8』は、なかなかに変な番組だ」と、コメンテーター陣への違和感も寄せられていた。
五輪開催は目前。会期中は『めざまし8』のどんな後押しが見られるのだろうか。
(村上春虎)