暮らし
[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター
「ブランコハンガー」なら狭小クローゼットも収納力2倍! 片付けのプロが推す“愛用ブランド”と、IKEAアイテム活用法
2021/07/12 19:30
連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。
お悩み「洋服はぜんぶ『吊り下げ収納』にしたい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)
汚家まるごと変身企画、11回目は「妻用のクローゼット」です。クローゼットにおけるKさんのお悩みは、洋服は全部「吊り下げ収納」にしたいというもの。
片付ける場所はKさん宅で一番大きなクローゼットです。主に、季節の家電、布団、育児グッズを収納していました。1階にファミリークロ―ゼット(家族の洋服置き場)があるので、このスペースはもったいない使い方です。
収納の仕組みを見直すときは必ず、使う人の「苦手」をヒアリングします。整理収納アドバイザーの資格では「夢」を聞くのが基本ですが、ダブルワークの女性には夢より「現実」も大切です。
Kさんの「苦手」:タンスに洋服をしまうこと
現実は、こちらです。洋服を仕分けて、引き出しに収納するのが苦手とKさん。今回の変身企画にあたり、これまで溜め込んでいた洋服も、必要な数だけに絞りました。
今回のポイントは「ブランコハンガー」の活用方法。ブランコハンガーとは、パイプハンガーを2段にするアイテムで、これを使えばすべての洋服を「吊るす収納」にカスタムできます。
[After]ブランコハンガーで収納力2倍! 床置きゼロで超スッキリ!
「妻用クローゼット」の完成です。クローゼットのパイプが、2段になって収納力が2倍に増えました。今回はこの、「ブランコハンガー」をメインに説明したいと思います。