“0.5カラット60万”のダイヤと“1カラット3万”のジルコニアの違いって何!? ドン・キホーテの安物から考える、ジュエリーにお金をかける“意味”
――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。
絶賛爆上がり中のピアス熱。ピアスを付け替えて楽しめるのは9月なので、まだまだ先にもかかわらず、「ピアスホールが完成したら何をつけようかな~」と浮かれてしまうのです。セカンドピアスやクアラントットのピアスを合計30万円分くらい買い、そろそろピアス集めもやめようと思っていたさなか、私はまたもや可愛いピアスを見つけてしまいました。
その場所とは――ドン・キホーテ!!!! ドンキといえば、驚安の殿堂。私が一目ぼれしたピアスも、5,000円という安値でした。でもでも、K18。なにより気に入ったのが、ダイヤモンドのような輝き。ジルコニアらしいのですが、ドン・キホーテの店内ではギラッギラに輝いているのです。ああん、あたしゃギラギラ輝くものがこの世のなにより好きなのよ~~~!!!! ダイヤじゃなくてもいいッ!! これが欲しい~~!!
件のピアスは、ジルコニアの大きさが「4mm」「5mm」「6mm」のものがありました。6mmはさすがの大きさ。うっとり。私はすぐに店員さんを呼び出し、6mmのピアスを買い求めました。ところが……。いつものクセで袋から取り出したところ(説明しよう! 千葉N子という女は、商品を購入するとすぐに袋から出してタグを引きちぎるクセがあるのだ!)、そのピアスは「5mm」と書いてありました。WHAT?
店員さんに掛け合うと、「手違いで5mmのものを6mmの棚に入れてしまった」とのこと。とはいえ、私、5mmと書いてある棚のピアスと、6mmと書いてある棚のピアスを見比べて「やっぱり66mmは迫力が違うなあ」って思ってたんですけど……。あ、あたしの目は節穴か……? ただの「違いがわからない女」じゃないのさ……。
そんなわけで、結局6mmのピアスは買わずに家に帰った私は、6mmのジルコニアのピアスをネット検索しました。思い返せば、私は別に6mmに固執しているわけじゃないと思い当たったのです。とにかく大きくてギラッギラのピアスが欲しいわけよ。そうなると、7mmとかのジルコニアピアスもあるのかね?
調べてみると、本当にありました。直径7mmのジルコニアのピアス。しかも、「プラチナ900」。
説明文には「1カラットサイズ」と書かれています。へえ~、ダイヤでいうと1カラットの大きさなわけね。もしこれが本物のダイヤだったら、片耳で100万はするんじゃないかね? 私は鼻息を荒くしながら、説明文やレビューを見ていきました。うむむ、みんな「キレイ」と書いているわ。これこそ私が求めたピアスじゃないの……!!!!