『ドラゴン桜』最終回、山下智久“声のみ出演”の怪……「現役ジャニーズと共演NG?」「長澤まさみと犬猿の仲?」と訝しむ声も
阿部寛が主演を務める日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)の最終回が6月27日に放送され、2005年に放送された第1シリーズで生徒役を演じた新垣結衣、小池徹平、中尾明慶、紗栄子がサプライズで登場。ネット上で「豪華!」「最終回に相応しい」と喜びの声が上がる一方で、山下智久だけが“声のみ”の出演だったことに対し「なんで?」「不自然すぎる」と違和感を訴える声が上がっている。
元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)と、かつて“東大専科”の生徒だった水野直美(長澤まさみ)が、平均偏差値の低い龍海学園に通う生徒を東京大学に現役合格させようと奮闘する様を描いた同作。最終回では、かつて桜木の指導で東大に合格した緒方英喜(小池)、小林麻紀(紗栄子)、奥野一郎(中尾)が龍海学園を訪れ、東大入試直前の現役生・瀬戸輝(King&Prince・高橋海人)、早瀬菜緒(南沙良)、岩崎楓(平手友梨奈)らにアドバイスを送るシーンがあった。
また、桜木を失脚させた弁護士・岸本香(早霧せいな)の悪事を暴こうとした、桜木の元教え子である坂本智之(林遣都)と米山圭太(佐野勇斗)に協力した人物として、香坂よしの(新垣)も学園を訪問。桜木や水野と再会を果たした。
さらに、矢島勇介(山下)も香坂同様に坂本と米山に協力していたことが発覚したが、桜木と水野に宛てたメールの文面を矢島自ら読み上げるという“音声のみ”での登場となった。
「放送の数時間前から、一部マスコミが山下や新垣のサプライズ出演を報じていたことも作用してか、最終回は平均視聴率20.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という、第2シリーズ最高の数字を記録。注目度は相当高かっただけに、山下の出演を期待していた視聴者からは、『なんだ、声だけか……』と落胆の声も上がっています」(芸能ライター)
山下といえば、昨年10月末にジャニーズ事務所を退所。同年、未成年女性との飲酒やお泊まりが報じられて活動自粛に追い込まれたことや、退所発表が“事後報告”だったことから、「円満退所でない」と見る向きが業界内外で強まった。そのため、ネット上では「海ちゃん(高橋の愛称)が出てたから、事務所的に共演NGだったのかな」「そんな簡単に現役タレントと元所属タレントをさせないよな」との臆測も広がっている。
「山下のようないわゆる“辞めジャニ”は、例外はあるものの、一般的に現役ジャニーズとの共演はNGと言われています。それゆえに、最終回の山下の音声出演は、制作側の“苦肉の策”と受け取った視聴者が多いようです」(同)
一方、不自然な山下の出演は、長澤との“あるウワサ”が原因ではないかと予想する視聴者も少なくない。
「2人は『プロポーズ大作戦』(07年)や『SUMMER NUDE』(13年)といったフジテレビ系“月9”ドラマでもたびたび共演していますが、過去に一部メディアで『現場でわがままな長澤を、山下が“共演NG”にした』『犬猿の仲』と報じられたことも。今回、山下が顔出ししなかったのは、長澤との共演を拒否したせいではないかともささやかれています」(同)
もともと山下の退所以前にあたる昨夏に放送予定だったものの、コロナ禍の影響で延期され、ようやく放送された『ドラゴン桜』。当初の予定通りに放送されていれば、第1シリーズの“東大専科”の生徒が全員揃うシーンが見られたかもしれない。