関ジャニ∞・大倉忠義、「青春に一区切り」と投稿――『ジャニ勉』終了でファン「嫌な予感がする」「不自然でモヤモヤ」
6月23日にニューシングル「ひとりにしないよ」をリリースした関ジャニ∞。売り上げは前作とほぼ変わらぬ数字を記録した一方で、14年以上続いたグループの冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)が6月末をもって終了することが明らかになった。23日深夜の放送回で告知され、突然の知らせにファンからは「『ジャニ勉』は関ジャニ∞が解散するまでやると思ってた」「まさか解散しないよね?」と、悲鳴が上がっている。
新曲「ひとりにしないよ」は、横山裕主演の連続ドラマ『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)の主題歌に起用された楽曲。同シングルの販売形態は初回限定盤A・B、通常盤の3種類で、22日付のオリコンデイリーシングルランキングでは初登場首位を獲得した。なお、発売初日の売り上げは14万6,404枚。同じく3種展開だった前作「キミトミタイセカイ」(今年2月10日発売)の初日記録15万2,703枚をやや下回ったものの、週間ランキングでの1位は確実だろう。
そんな関ジャニ∞に関する新たな動きがファンにショックを与えている。2007年5月にスタートしたグループのレギュラー番組『関ジャニ∞のジャニ勉』が、6月末の放送をもって最終回を迎えるという。6月23日深夜のオンエアーで「14年と2ヶ月 歴史にピリオド」「関ジャニ∞は新たな旅路へ」といったテロップが現れ、番組終了を報告。スペシャルゲストとして落語家・笑福亭鶴瓶が参加し、番組スタート当初からの映像を振り返っていた。
「また、最終回となる次週の予告では、メンバーが『寂しいよ。14年もやってきたし。寂しいけど。でも、ここから恩返し』(横山)『違う形で関ジャニ∞を楽しんでもらえるような、独自のものを。強固、強いものにして進めていけたらなと思いますね』(丸山隆平)と話す場面も。『ジャニ勉』は関西ローカルの番組とあって、関ジャニ∞は売れっ子になってからも大阪へ戻り、お客さんを入れて収録を行ってきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、最終的には東京のスタジオでの収録に切り替えていたそうです。かつてのスタイルに戻れないまま、番組終了となりました」(ジャニーズに詳しい記者)
渋谷すばる、錦戸亮と、メンバーの脱退を経ても続いてきた『ジャニ勉』。19年9月末に錦戸が脱退した後、番組のポスターは「ずっとジャニ勉」というキャッチコピーのついた新しいビジュアルとなっていたが、ここへ来て14年以上の歴史に幕を下ろすことに。ファンは、「『ジャニ勉』が来週で終わるのはあまりにも急だし、何らかの事情がありそう」「最終回の告知が急すぎ。不自然でモヤモヤするけど、大人の事情なんだろうな」「2週間前に番組終了を知らされて、切り替えられるような年数じゃない」「視聴者への誠意として、なぜ急に14年の歴史に幕を下ろすことになったのか教えてほしい」と、落胆している。
さらに、5人体制になって以降も、ネット上では“関ジャニ∞解散説”がたびたび浮上しているためか、「『ジャニ勉』終了って、解散への道筋にしか見えない」「『ジャニ勉』だけは永遠に続くと思ってた……解散はしないよね?」「『ジャニ勉』だけは終わらないと思ってた。嫌な予感がする……」と、マイナス思考に陥る人も少なくない。
「そんな中、大倉忠義が24日に公式携帯サイト・Johnny’s webの個人連載『Oclub』を更新。コロナの影響か、1年前から“当たり前のことが当たり前ではなくなった”などと前置きした上で、『色々あるみたいです 色々大変みたいです』と、コメント。『青春に一区切り。新たな青春を作りますか? 今までもそうしてきたでしょ?』と、関ジャニ∞ファンを指すeighter(エイター)に呼びかけています。大倉は番組名こそ出していませんが、多くのファンは『ジャニ勉』を思い浮かべており、『モヤモヤしてる中で大倉くんの言葉に救われた。ありがとう!』『「ジャニ勉」がこんな終わり方なのは納得いかないけど、また青春始めたいね』『「色々ある」って……。そりゃ、大人の事情があるよね。大倉さんの言葉を見て、ちょっと消化できたかな』と、少し前向きになれたようです」(同)
現在、関ジャニ∞は『ジャニ勉』のほかに、グループで『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)と、2つのレギュラーを抱えている。今の段階では未発表ながら、最終回で『ジャニ勉』の後番組などに関するアナウンスはあるのだろうか?