吉本興業、山本圭壱の『WinWinWiiin』出演で宮迫博之にトラブル兆候? 「直接オファーNG」要請をいまだにスルー中
吉本興業所属芸人に対する“闇営業”が報じられた宮迫博之だが、古巣から注意を受けたにもかかわらず、現在も変わらず“直接のオファー”を繰り返しているという。関係者によると、ある吉本芸人は「何も知らずにOKしていたら、完全に闇営業になっていたと思う。恐ろしい」と周囲に漏らしていたそうだ。
反社会的勢力が主催するパーティーで闇営業を行っていたとして、2019年7月に吉本から契約を解除された宮迫は、その後YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」を立ち上げ、20年1月から精力的に動画投稿を行っている。テレビでもよく見かける人気芸能人がゲスト出演することもあり、たびたびネットニュースでも取り上げられていたが、今年4月には「スポーツニッポン」で、吉本サイドが宮迫に「所属芸人への直接交渉にNGを出した」と報じられた。
「『スポニチ』の記事によると、宮迫が吉本から申し入れを受けたのは3月末のこと。吉本サイドはスケジュールの調整や、出演料の交渉も芸人だけでは難しいと、宮迫による直接オファーに難色を示したそうで、実際に、報道以降、宮迫のチャンネルには、吉本芸人の出演が激減しています」(芸能ライター)
吉本としては、事務所を通じた正式なオファーであれば出演を検討するものの、タレントへの直接のオファーは「控えるように」と打診したという。
「スケジュールやギャラの問題もありますが、それ以外の大きな理由に、“反社会的グループとの関わりを避けたい”という点が挙げられるでしょう。闇騒動以来、反社会的グループとの交際断絶を掲げている吉本だけに、共演者やスタッフに、関わりのある人物がいることは許されない。事前に関係者の調査を行うべく、直接オファーがあった仕事に関しては、可否を判断する前に必ず事務所に確認するよう、全所属芸人に徹底させています」(テレビ局関係者)
ところが、これらの真意は宮迫サイドに伝わっていなかったようだ。「スポニチ」の報道後も、宮迫サイドは吉本に話を通すことなく、複数の所属芸人に直接オファーしているという。
「吉本時代は中堅以上の立場だった宮迫から、直接『出てほしい』と言われた場合、そう簡単には断れない後輩芸人もいるでしょう。ギャラや反社との関わりだけでなく、オファーを断れない所属芸人たちへの配慮もあって、吉本は宮迫サイドに警告を行ったはずなのですが……」(放送作家)
さらに、宮迫とオリエンタルラジオ・中田敦彦がMCを務めるYouTube番組『WinWinWiiin』でも、吉本芸人に対する“直接オファー”が発生していたようだ。
「宮迫は、6月3日に『WinWinWiiinの今後について謝罪とお知らせ』という動画を配信。中田が4月にシンガポールへ移住したことにより、番組新MCに中田の相方・藤森慎吾の起用を予定していたものの、番組と藤森のスポンサーが競合してしまうため、出演は見送りになったそう。そのため、別の人物に出演を直談判しにいく様子を撮影したと明かし、『何度でも凸してやろうと思います。(オファーを)引き受けてくれるまで』とも語っていました。その2日後に投稿された動画では、新MC候補が吉本所属の極楽とんぼ・山本圭壱であり、宮迫が山本の自宅を訪れ、番組出演をオファーする様子が公開されていますが、実は、宮迫は吉本から許可を取り付ける前に、直談判の様子を撮影していたそう。すでに吉本から“イエローカード”を出されているにもかかわらず、それをスルーして直営業を続けているとなれば、いずれは吉本との間に大きなトラブルが発生してしまうかもしれません」(同)
「スポニチ」の報道が業界内外で大きな波紋を呼ぶ中、4月22日配信の動画で、「闇営業でもなんでもありません」と、古巣への“反撃”ともとれる発言を残していた宮迫。彼の中に「吉本芸人をゲスト候補の中から外す」という選択肢はないのだろうか。