Kōki,、映画『牛首村』で女優デビュー! ハイブランド御用達モデルが“ホラー作品”を選んだウラに工藤静香の戦略!?
木村拓哉と工藤静香の次女・Kōki,が、ホラー映画『牛首村(うしくびむら)』(公開日未定)に主演し、女優デビューすることがわかった。
「今作でメガホンを取るのは、大ヒットホラー映画『呪怨』シリーズなどを手がけてきた清水崇監督。『犬鳴村』(2020年)、『樹海村』(21年)に続く“「恐怖の村」シリーズ”の第3弾で、北陸に実在する心霊スポットが舞台のジャパニーズホラー映画です」(芸能ライター)
清水監督は、Kōki,の起用理由について「ミステリアスな存在感と物おじしない物腰、時折垣間見える負けん気に大きな魅力を感じた」と説明。「初めての映画にホラーを選んでもらえたことにも、日本の通常の芸能活動の枠を超えた度量と野心を感じた」ともコメントしている。
大物監督からのラブコールを受ける形で女優業を開始するKōki,が芸能界入りしたのは、2018年のこと。当時15歳ながら、ハイブランドを多く取り扱うファッション雑誌「エル・ ジャポン」(ハースト婦人画報社)7月号でいきなり表紙を飾るという、鮮烈なデビューを飾った。
「その後もすぐに『ブルガリ』や『シャネル』のアンバサダーに起用されるなど、Kōki,の華々しい活躍ぶりに、ネットユーザーからは常々『親のコネ以外の何ものでもない』などと批判が寄せられてきました。今回、女優業初挑戦ながら映画の主演に抜擢されたことについても、『下積み経験も実績もないのに、なぜ?』『“キムタクと静香の娘”っていうだけで、本当にいいご身分だよね』と厳しい声が飛び交っています」(同)
木村一家といえば、長女・Cocomiが6月11日公開のアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』のメインキャストとして声優デビューし、ネット上を中心に物議を醸した。同映画は、木村と家族ぐるみで親交のある明石家さんまによる企画・プロデュース作品。主人公の肉子はさんまの元妻・大竹しのぶが演じており、Cocomiは肉子の娘・キクコ役に抜てきされている。
「Cocomiも20年に『ヴォーグ ジャパン』(コンデナスト・ジャパン社)5月号の表紙でモデルデビューを果たしており、同時期に『ディオール』のアンバサダーにも就任。キクコ役に関しては、“オーディションで勝ち取った”そうですが、ネット上には『形だけのオーディションで、最初からCocomiに決まってたんでしょ』『プロの声優や声優の卵もいただだろうに、その中で素人のCocomiが選ばれるとかありえない』といった厳しい意見が飛び交いました」(同)
派手なメディア露出が続くCocomi、Kōki,姉妹だが、彼女たちのプロデュースを行っているのは、母の工藤だといわれている。
「工藤はこれまで、娘たちを“ハイブランド専門モデル”のごとく売り出し、特にKōki,のブランディングは徹底していた印象ですが、記念すべき女優デビュー作に選んだのは、意外にもジャパニーズホラー。清水監督はハリウッドでも実績があり、グローバル志向の強い工藤が“海外ウケ”を意識している可能性も考えられますが、Kōki,の演技力不足をごまかすための戦略という見方もできる。すべてに当てはまるわけではありませんが、多くのホラー作品はセリフが少なく、雰囲気や効果音などの演出が目立つことから『役者の演技力が見えにくい』とも言われています。演技経験の浅い、売り出し中のアイドルが主役に起用されるケースも多いんです」(スポーツ紙記者)
ちなみに、Kōki,は18年に「エル」が、独自の視点からその年のナンバーワン映画を選ぶ「エル シネマアワード」で「エル・ガール ライジングスター賞」を受賞。映画出演歴がないにもかかわらず、“今後に期待して”贈られた賞だっただけに、『牛首村』での活躍に注目が集まる。