『相席食堂』松本人志が“擁護”も「つまらなかった」!? “コア視聴率”めぐる持論に「そういう話はスポンサーとして」の声も
ダウンタウン・松本人志が自身のTwitterで“視聴率”に関する持論を投稿し、ネット上で物議を醸している。
6月15日、松本は「これぞ勉強不足のバカライター。コア視聴率はしっかりとってる。じゃないと第二弾あるわけない」という文章と共に、同8日放送のバラエティ番組『千鳥の相席食堂 ゴールデンSP』(ABCテレビ)の視聴率が5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だと伝えるネット記事のURLを投稿。同記事は、タイトルに「リベンジならず」の文言がつけられ、2度目のゴールデン進出を果たした『相席食堂』の“苦戦”を印象付ける内容だった。
「ゴールデン初回登場となった前回は今年2月に放送され、視聴率は6.9%と“大爆死”していましたが、今回はそれを下回る結果に。これはいわゆる『世帯視聴率』の数字ですが、松本は13~49歳の視聴データである『コア視聴率』はよかったと持論を展開し、『相席食堂』の視聴率低下をフォローしたんです」(芸能ライター)
松本は前日の14日にも、別のツイートで「コア視聴率」に言及している。自身が20年ぶりに新作コントを披露した『キングオブコントの会』(同12日放送、TBS系)について、「内容的にも視聴率的にも大成功でした」と明かし、続けて「ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう?その指標あんま関係ないねんけど。。。」とコメント。さらに別の投稿で“補足”として、「コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです」(すべて原文ママ)と主張したのだ。
「一連のツイートについて、ネット上では『録画や見逃し配信もあるし、世帯視聴率では評価できないこともあるよね』『高視聴率だから面白いわけでもないし、わざわざネットニュースで伝える必要ない』などと松本に同調する声もありますが、一方で『負け惜しみのように聞こえる……』『世帯視聴率が低ければ、コア視聴率も低くなるんじゃないの?』『視聴者には世帯もコアも関係ない。そういう話はスポンサーとして』といった指摘も多く、賛否両論を呼んでいます」(同)
「コア視聴率」は、昨年4月からビデオリサーチ社が「個人視聴率」を導入したことで重要視されるようになったデータであり、一般的にはまだまだ周知されていないのだろう。ネット上には「コア視聴率って何? 初めて聞いたんだけど」「松っちゃんが何を言ってるのかさっぱりわからん……」と困惑する声も見受けられる。
「コア視聴率を理由に、松本から擁護された『千鳥の相席食堂 ゴールデンSP』ですが、ネット上には『実際、ゴールデンはつまらなかったよ……』『視聴率が悪いのも納得できるほど笑えなかった。松本は番組見たのか?』といった、厳しい意見も。また、千鳥自身がSNSなどで同番組の“低視聴率”をネタにしていることもあって、『松本のフォロー、千鳥にとってはいい迷惑だと思う』『千鳥じゃなくて、自分の番組をかばうためでは?』など、批判的な声も強まっています」(同)
松本の主張が正しいか否かは、『相席食堂』ゴールデン放送第3弾があるかどうかで判明しそうだ。