芸能
違和感だらけのコント番組

松本人志『キングオブコントの会』に“昨年王者”ジャルジャル不在の怪! 「本人が断った!?」「優勝してない芸人が出てるのに」の声

2021/06/12 10:00
サイゾーウーマン編集部
冠番組にしなかったのはNHKのトラウマ?

 ダウンタウンの松本人志が、6月12日に放送されるバラエティ特番『キングオブコントの会』(TBS系)で20年ぶりに民放で新作コントを披露するといい、放送前からお笑いファンを沸かせている。

 同番組は、松本の新作2作を含む12作のコントから短いネタまで、“オール新作コント祭り”の3時間になるという。出演者は松本、さまぁ~ず、バナナマンほか、お笑いコンテスト『キングオブコント』の歴代チャンピオンである東京03、ロバート、バイきんぐ、シソンヌ、ライス、ハナコに加え、ファイナリスト経験者のチョコレートプラネット、ジャングルポケット、ロッチ、さらば青春の光が出演する。

 すでにコントの題目や場面写真も公開されており、SNSでは「“コント職人”の松ちゃんが帰ってくる!」「放送までダウンタウンの過去のコント見まくる」など、ダウンタウンらが出演していた伝説のコント番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系/以下『ごっつ』)のファンを中心に盛り上がっている印象だ。

「権利的には問題ですが、YouTubeやTikTokには、ダウンタウンが過去に披露したコントの“切り抜き動画”が大量にアップロードされていて、さらに俳優の菅田将暉や女優の吉岡里帆が『ごっつ』のファンを公言し話題になったこともあり、松本のコントをリアルタイムで見たことのない若年層からも注目されているようです」(テレビライター)

 一方で不安要素もある。1997年に『ごっつ』が終了して以降の松本は、『わらいのじかん』(テレビ朝日系)や『ものごっつええ感じスペシャル』(フジテレビ系)で新作コントを披露するも、ことごとく不発。その後は映画監督として活動し始め、『大日本人』(2007)、『しんぼる』(09)、『さや侍』(11)、『R100』(13)を世に送り出したが、「北野武(ビートたけし)のような評価は得られなかった」(同)という。

「11~12年には、松本が企画・作・構成全てを手掛けたコント番組『松本人志のコントMHK』(NHK)が全5回にわたり放送され、松本は1本のコント収録に丸1日かけるほど力を入れていたとか。しかし、全ての回で平均視聴率2%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大コケしてしまったため、一部ファンの間では“黒歴史”と言われています。『キングオブコントの会』が人気芸人を大量投入し“松本人志と仲間たち”状態にしたのは、『松本人志のコントMHK』のトラウマが一因ではないかともウワサされています」(同)

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