V6、『CDTV』新曲生歌唱に「素敵な演出をありがとう」とファン感激も……「こんなにヘタだった?」と視聴者違和感?
6月7日放送の『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)にV6が生出演。同2日にリリースされた53枚目のニューシングル「僕らは まだ」を生歌唱したが、その歌声をめぐり、一部ネット上では「こんなにヘタだったっけ?」と驚きの声が上がったようだ。
V6は3月12日に、デビュー記念日である今年11月1日をもってグループを解散し、メンバーの森田剛がジャニーズ事務所を退所すると発表。「僕らは まだ」は、この発表後初のシングルとなる。
今回出演した『CDTV』では、砂が敷き詰められたステージで同曲を披露。歌唱後には、井ノ原快彦がその場にしゃがみ込み、砂に指で「V6(ハート)」の文字を書き、それを囲むようにメンバーが手形をつける演出があった。これに対し、ネット上では「こんなのもう泣いちゃうよ」「素敵な演出をありがとう」とファンから絶賛の声が相次いでいたが……。
「『僕らは まだ』は、大人なミディアムバラード調の楽曲で、今回はテレビ初となるフルサイズでのパフォーマンス。ファンは『テレビで聞けてうれしい』『メンバーのソロパートもじっくり聞けた』『最高だった!』と歓喜していましたが、一部視聴者からは『こんなに歌ヘタだったっけ?』『坂本(昌行)くん以外みんな歌がヘタ』などと辛らつな意見が噴出。声量が小さかったり、音程が外れるメンバーもいたため、『解散するから練習してないの?』『手を抜きすぎてない?』と違和感を訴える声も見受けられました」(芸能ライター)
1995年にデビューしたV6は、森田剛、三宅健、岡田准一の年下3人からなるComing Century(通称カミセン)と、坂本、長野博、井ノ原からなる20th Century(通称トニセン)の2つのユニットに分かれて活動を行うこともあり、デビュー当初の人気を牽引してきたのはカミセンだった。ただ、下積み生活が長かったぶん、実力はトニセンのほうが高いとされ、特に坂本の歌唱力は、ミュージカル界でも高い評価を受けている。
「井ノ原も、ジャニーズの中でトップクラスの歌唱力の持ち主として定評があります。1991年にTOKIO、KinKi Kids、V6の3グループが『J-FRIENDS』名義でリリースしたチャリティーソング『People Of The World』では堂本剛に次いで井ノ原の出番も多く、サビまで任されているほど。そういった実力派のイメージが、ハードルを上げてしまった要因の一つと言えるでしょう」(同)
解散まで残り半年を切ったV6。今回は歌声が一部視聴者に違和感を与えてしまったようだが、ファンにとっては6人揃った姿を見られること自体が何よりの幸せなのかもしれない。