『モーニングショー』玉川徹氏、「日本でやってる意味どこにある?」五輪のテレビ観戦めぐり 「その通り」「意味はある」と賛否
6月8日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、コメンテーターの玉川徹氏が東京オリンピック・パラリンピックについて言及した。
番組で取り上げられたのは、世間で物議を醸しているパブリックビューイングの設営問題。埼玉県は当初2カ所を予定していたが、感染拡大を憂慮して中止を決定したという。
また東京・八王子市では、都立大学の南大沢キャンパスの講堂でパブリックビューイングが予定されているが、これに同大の労働組合が猛反対。「学生にオンラインの活用や課外活動自粛を要請しながら、不特定多数の観客が集まるパブリックビューイングへの協力を求めることは整合性を欠いている」として、大学などに中止を求める声明を発表した。
「仮にパブリックビューイングが開催されても、歓声を上げない『無声応援』が基本です。意見を求められた玉川氏は、観戦スタイルについて『店で酒を飲んではいけない。集まってはいけない。基本的には、試合はテレビで見ましょう』と振り返った上で、『これ、日本でやってる意味どこにあるの? 今までの海外でやっているオリンピックと、どこが違うんですか?』とコメント。また、海外からの観客は入国を認めていないため、『経済効果もないんでしょ、あんまり』とも予測しました」(芸能ライター)
さらに「(会場に)仮に観客を入れるとする」としながら、「外国人(の観客)は入れないって決めたわけでしょ? そうすると日本人だけ入り、外国人(選手)にとっては全部アウェーということだよね?」と、観客が日本人一色になることの不公平さを訴えていた。
SNS上では「テレビ観戦するなら、いつもの五輪と変わらんって、その通りだ」と共感する意見もあったが、一方で「意味あるでしょ。メリットは時差がないこと。リアルタイムで観戦できる」「テレビ朝日は、オリンピックを中継しないってこと?」「五輪が始まってテレビが五輪一色になっても、玉川さんだけはノーコメント貫いてね」と反論するユーザーもいた。
いずれにしても開催まで45日。自国開催というのに、まったく胸が高鳴らないどころか、不安しかないが、果たして……。
(村上春虎)