コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき107
34歳年下のガールズバー店員にフラれて脅迫! 逮捕された組員を元極妻がかばうワケ
2021/06/06 16:00
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。
ガールズバーの店員を脅した組員が逮捕
なぜかあっという間にネットニュースがなくなったのですが、5月にガールズバーの女性店員(20歳)を脅したとして54歳の大手組織系組員が逮捕されました。
当時の配信記事などによりますと、組員氏は去年の暮れに電話で女性店員に組員であることを告げ、「もう会わないから、これまで渡したものを全て返せ。俺の仲間は過去に人を殺している。東京湾に沈める」と脅したそうです。
組員氏は、このガールズバーに事件の2カ月くらい前からお客さんとして来ていて、女性とは外で食事もしていたようです。
恐喝の理由は「服をプレゼントしたら『彼氏とのデートに着ていく』と言われたのでキレてしまった」そうで、ネット住民からは「いいトシして何?」的な批判が目立っていました。まあ年齢差34歳ですからね。でも、ここはひとつ組員氏をかばってみたいと思います。
ヤクザになるような人は、だいたい成育環境に問題があります。学校に行かず、勉強の仕方や対人関係について何も学ばないまま大人になってますから、こういうトラブルは珍しくありません。学校や家庭などで学ぶべきことを学べなかった「元・子どもたち」を「このロクデナシが!」と批判するのは簡単ですが、それで解決するでしょうか?
この「ロクデナシ」たちが犯罪を企んだとき、次のターゲットはあなたかもしれませんよ? 実際に、この組員氏も別の事件に関与していたことがネットに出回っていますね。
今回の少年法の改正も、早くから少年たちに「ロクデナシ」のレッテルを貼ることで、ますます更生は望めなくなります。