いきものがかり・山下穂尊、グループ脱退&引退発表で過去の“女性スキャンダル”が再燃! 「ヘタを打った」記事対応とは
6月2日、3人組音楽グループ「いきものがかり」メンバーの山下穂尊が、今夏でグループを脱退し、芸能活動を引退すると発表した。山下は作曲や執筆など、新たな創作活動の道へ進むということだが、ネット上では、過去の「週刊誌報道」が蒸し返されているようだ。当時、音楽関係者の間では、山下サイドの記事への対応は「ヘタを打った」とささやかれていたというが……。
山下は、2019年7月にニュースサイト「文春オンライン」、また20年1月には「フライデー」(講談社)で女性スキャンダルをスクープされた。
「いずれも過去に交流を持った女性とのトラブルを報じられており、『文春』では、山下が18年7月から19年1月にかけて交際していたAさんのほかに、複数の女性と関係を持っていたことを詳報。Aさんから浮気を問い詰められた山下は、反省する素振りも見せなかったと伝えられました。また『フライデー』では、19年2月に会食で出会ったという女性・Bさんが登場し、山下の自宅で焼酎を飲んだ後に意識を失い、同意がないまま性行為が行われたと告発。いずれの記事にも、山下とやりとりしたLINEのスクリーンショットが掲載されています」(スポーツ紙記者)
山下や当時の所属事務所・キューブは、「文春」の記事に対して「スルー対応」を見せた一方、「フライデー」に関しては記事内容を否定し、猛反論を行っていた。
「キューブは『フライデー』発売前日の1月16日、公式サイト上に代表取締役・北牧裕幸氏名義で声明文を掲載し、『内容は事実無根です』と断言。山下と女性がやりとりしたLINをチェックしたところ、記事に掲載された内容は見当たらず、また削除された形跡もないことから、『捏造、虚偽のものである疑いが極めて高い』と主張しました」(同)
そして、発行元である講談社に警告書を送付したこと、さらに法的措置を含めた対応を検討中だと、文字通りの“完全否定”を繰り広げた。
「しかし、マスコミ業界では、こうしたスキャンダル報道に対して見解を示したり、『完全否定』することは、マネジメント上でかなりリスキーだといわれています。というのも、一度でも報道内容を否定すると、記事が出るたびにコメントを出す必要性が生じてしまうから。今後もし、本当にまずい事柄がスクープされて、スルー対応を決め込んだ場合、『否定しないから今回の記事は本当だった』と、“報道を認めている”と受け止められるでしょう。山下の場合、スルーした『文春』記事は、すべて事実だと認めているようなものです」(レコード会社関係者)
なお、今回の山下の発表を受け、業界内でもすぐさま「また週刊誌に記事が!?」と疑いの声が上がったというが、直近にその予定はなさそうだとか。
「少なくとも直近の『週刊文春』や『フライデー』には、山下やいきものがかりに関する記事が出ることはないようです。とはいえ、騒動翌年の脱退&引退ということで、こうした疑いが持たれるのは致し方ないことでしょう」(同)
なお、当時「フライデー」は、事務所サイドの反論に対して「女性からの告発を報じたもので、本誌の内容がすべてです」と、謝罪や訂正はしていなかった。今後、山下本人やメンバーから、報道の真相や脱退の裏側について語られることはあるだろうか。