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“二日酔い”が増えたアラフォー女性、「アルコールに弱くなった」体質を改善してみた! 「お酒を我慢しすぎず」やったこととは?

2021/05/25 13:30
木村眞樹子(医師)

・五苓散(ごれいさん)
体力に関わらず用いられる漢方薬です。二日酔い、頭痛や腹痛、吐き気やおう吐、水溶性の下痢などにも処方。

・半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
体力中等度の方に処方されます。二日酔いや消化不良、胃弱のほか、神経症の方にも用いられます。

・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
体力中等度以上の方向けの漢方薬。二日酔い、更年期症状のほか、めまいや動悸などにも効果が期待できます。

 漢方薬は、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることも。しかし、たくさんの漢方薬から、ご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。

 そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師とAI(人工知能)が、あなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が便利です。

あんしん漢方

4.お酒とうまく付き合いつつ、体もケアしよう!

 家飲みの需要が増えている昨今、二日酔いの悩みも増えています。しかし、お酒とうまく付き合いながら、体をケアすることは十分可能なのです。

 特に女性は、更年期や生理周期に気を配ることも大事。また、専門家に相談しながらご自分に合った漢方薬を見つけ、健康状態を改善するのも一つの方法です。お酒を我慢しすぎることなく、楽しく日々を過ごしていきましょう!

木村眞樹子(医師)

医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。妊娠、出産を経て、産業医としても活動する中で、病気にならない体をつくること、予防医学、未病に関心がうまれ、東洋医学の勉強を始める。臨床の場でも東洋医学を取り入れることで、治療の幅が広がることを感じ、西洋薬のメリットを活かしつつ漢方の処方も行う。また、医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療には関わる前の人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、Webメディアで発信も行なっている。

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最終更新:2021/05/25 13:30
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