“二日酔い”が増えたアラフォー女性、「アルコールに弱くなった」体質を改善してみた! 「お酒を我慢しすぎず」やったこととは?
二日酔いは、お酒の飲みすぎが原因。体内にアルコールが入ると、酵素はアセトアルデヒドという物質に分解されますが、アルコールを摂りすぎると処理が間に合わず、神経細胞に影響を与え、頭痛や倦怠感などを引き起こすのです。
また、女性は比較的、男性よりも酔いやすいといわれています。体が男性に比べて小柄で肝臓が小さいため、代謝能力に差があるからです。アルコールの分解能力や酔いやすさは遺伝などが影響する部分もあり、一概にはいえないものの、特に「プレ更年期」と呼ばれる40歳前後の世代や、生理中などは、飲酒を控えたほうが無難です。
というのも、ホルモンバランスが乱れている時期は、お酒を飲まなくても頭痛が起こりやすかったり、血液の循環が促進されて貧血になりやすかったりします。そこで無理にお酒を飲むと、体調悪化の原因がさらに加わるため、二日酔いの症状が重くなったように感じるのです。
3.二日酔い体質を改善するには、漢方医学がおすすめ
葵さんはその後、会社の先輩との会話から「更年期が二日酔いに関係している」と知ったそう。
「その先輩は仕事もプライベートも充実していて、お酒ともうまく付き合っている人なんです。先輩の話によると、『酒量を決めると同時に、ある漢方薬を試している』とのこと。その漢方薬は『五苓散(ごれいさん)』というもので、私も気になったので試してみることにしたんです。
最近は、ネットで自分の体や症状に適した漢方薬を、専門家が詳しく教えてくれるサービスがあるとか。そのサイトも先輩に教えてもらったのですが、漢方のプロがアドバイスしてくれるので、初めてでも安心感がありました。
お酒を飲んだ翌朝は頭痛と気持ち悪さで最悪だったのに、五苓散を服用してから、いくらかスッキリしたように感じたんです。酒量を適度に抑えたことも功を奏して、現在はうまくお酒と付き合えています」
大好きなお酒をやめることなく、生活できているという葵さん。漢方薬で二日酔いを改善できたというエピソードでした。