“二日酔い”が増えたアラフォー女性、「アルコールに弱くなった」体質を改善してみた! 「お酒を我慢しすぎず」やったこととは?
「お酒は好きだけど、翌朝の二日酔いがつらい」「昔よりアルコールに弱くなった」こんな悩みを抱えている女性は、結構多いのではないでしょうか?
お酒は適度に付き合えば最高のストレス発散方法になりますが、二日酔いで体調も気分も最悪のまま、翌日の仕事や家事をこなすのはつらいもの。コロナ禍で家飲みが増えたためか、アルコールに関する悩みも比例して急増しています。
今回は、そんなお酒に対する悩みを抱える女性の経験談をもとに、医師の木村眞樹子先生に「二日酔い」の改善方法を教えてもらいました。
1.二日酔いで仕事も家事も不調! いつの間にかお酒に弱くなっていた
今回ご紹介するのは、二日酔いに悩む会社員・葵さん(仮名)38歳のエピソードです。もともとお酒に強い葵さん、新型コロナウイルスが流行する前は、仕事が終わってから飲みに行くことも多かったといいます。
「自粛ムードが高まって以降は、もっぱら家飲みになりました。コロナ禍によるストレスに加え、会社では部署が異動になり役職も変わって、新生活のストレスは溜まる一方。ストレス解消に、友人とオンラインで会話をしながらお酒を飲んだり、ネットを見ながらだらだら飲んだり……といったスタイルが、いつの間にか定着していきました。
しかし、最近はその影響で、二日酔いに悩まされる日々が続いています。もともとはお酒を飲んでも酔っ払わないし、次の日に残らない体質だったのですが、今では仕事中も頭痛がしたり、胃がムカムカしたりして平常通りに業務が進まず、支障をきたしています」
そして、葵さんの生活はどんどん良くない方向に向かってしまったそう。
「家事もおざなりになって、夫との口ゲンカも増えました。原因は私だと自覚しているのですが、頭痛や胃のムカつきでやる気が起きなくなってしまうんです。以前のように二日酔いにさえならなければ、仕事も家事もうまく回るのに……。
家族からは、『飲みすぎで具合が悪いのは自業自得』と白い目で見られているので、相談もしにくい。アルコールの量を減らしたり、断酒すればいいのかもしれませんが、それではストレスが溜まりそうで悩んでいます。何かいい解決方法はないでしょうか?」
葵さんの二日酔いの悩み、かなり深刻なようですね。お酒を適度に嗜みつつ、二日酔いに悩まない生活を送るためには、一体どうしたらよいのでしょうか? それではここから、二日酔いの原因と改善方法についてご紹介していきます。