ママ友とのLINEやZoomでの「オンライン井戸端会議」が苦手な人必見! 誘いを断るためにやってみたコト
娘からの要望もあり、夏樹さんは、個人的にやりとりをするような親しい関係のママとだけなら、Zoomでつながりたいと思ったとか。
「でもそれを相手に伝えたら、わざわざ2〜3人の少人数で集まるためにミーティングを開催するのも面倒だし、グループのリーダーのママが主催している会議に参加すればいいじゃないって言われてしまいました」
複数人でのグループ通話が苦手な夏樹さんは、結局、ママ友たちのオンライン井戸端会議には参加しなかったそうだ。
「ずっと自分の顔が画面に映し出されるのも嫌だし、何を話していいのかわからないこともあって、娘には悪いけれど参加しませんでした。最初は『下の子がいるから、落ち着いて参加できない』と言って断っていたのですが、少人数のグループチャットに『途中参加や、リタイアも大丈夫だよ』ってメッセージが来たので、なかなか断りづらかったですね」
しかし、「セキュリティが心配だからやらないんだ」と返信したところ、その後は誘われなくなったという。
「親しいママ友は『個人的な話を聞かれるのが心配かもしれないけれど、子どもたちがずっとしゃべっているから、自分の話をする暇はないよ』ってフォローしてくれました。保育園のママたちは、私の性格を知っているので『仕方ない』って理解してくれたようです」と夏樹さんは話す。
LINEのID交換を気軽に言ってくるママに不信感
夏樹さんによると、コロナ禍において、ママ友付き合いやPTAなどの役員活動も、対面ではなくオンライン上で行われるケースが増えてきているそう。
「でもオンラインだと、どうしても断りづらいんですよね。わざわざ園や学校に行く必要がなく、在宅時間も増えていることから、“少しの時間であれば参加できるだろう”と思われるんです。この春、上の子が小学校に入学したため、またイチからママ友付き合いを始めなければならないのが苦痛です」
そんな夏樹さんが今悩んでいるのは、小学校で知り合ったママたちと、“LINEの連絡先を交換するべきかどうか”だという。
「保育園は6年間通っていたし、少人数だったので、お迎えなどで顔を合わせる機会が多かったこともあり、ママ友がどういう性格なのかわかっていたんです。でも小学校ともなると、クラスが増える分、関わるママの人数も増える。それに、入学したての頃は、相手がどういう人なのか、まだわからないじゃないですか。以前、私が看護師だと知ると、体調不良の時に『どうすればいい?』ってLINEで聞いてくるママがいたんです。今はコロナウイルスのこともあるので、あまり自分の仕事のことを知らせたくないんですよね……」
そんな中、娘と仲が良い女の子のママから、LINEの連絡先を交換したいと言われたそうだ。
「小学校で土曜日授業が行われる時、私は仕事がない場合は家にいるのですが、ある日、娘が友達とその子のママと一緒に帰ってきたんです。どうやらそのお友達はうちの前を通って通学しているようで、娘が帰宅時、インターフォンで私を呼び出すため、仕方なしに出て行って、友達のママに挨拶しました。すると、向こうから『ご近所なので、何かあったときのためにLINEを交換しましょう』って言ってきたんです。その時は『今、スマホを持っていないので』と断ったのですが、それ以来、土曜授業があるたびに一緒に帰ってくるので困っています。娘には、『一緒に帰ってこないように』とも言えないし……。新しいママ友付き合いに悩んでいます」