ママ友とのLINEやZoomでの「オンライン井戸端会議」が苦手な人必見! 誘いを断るためにやってみたコト
今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。
進学・進級により、子どもたちに新たな出会いが訪れる新年度は、ママたちにとっても新しいママ友と知り合う、出会いの時期といえるだろう。交友流関係を広げたくないママたちにとっては、頭が痛いはず。コロナ禍により、オンライン上での人付き合いを強いられるケースが増えてきた今、「新しいママ友を作るのに抵抗がある」という人も多いようだ。
LINEや“オンライン井戸端会議”でコミュニケーションを取とりたくない
看護師をしている夏樹さん(38歳・仮名)は、シングルマザー。今年の4月から、関東近県にある小学校に娘を通わせている。
「うちにはもう1人、保育園に通っている5歳の女の子がいます。4年前に離婚をして、実家のそばにあるマンションで暮らしているんですが、両親もまだ仕事をしているので、普段は私一人で娘たちの面倒をみているんです。仕事は訪問看護なので夜勤などはなく、子どもとの時間は作れるのですが、子どもを迎えに行って、帰宅したらご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて……と、毎日忙しい生活を送っています」
そんな夏樹さんは、スマホユーザーであるものの、LINEはほとんど使っていないという。
「自分から誰かにメッセージを送ることはほぼありません。プロフィールのアイコンも初期設定のままなので、ママ友たちから『誰かわからないよ』って言われました。周りはみんな、アイコンに子どもの画像を使っていたり、“〇〇ちゃんのママ”と子どもの名前に替えていたり、普段からLINEを使いこなしているみたいなんですよね」
対して、LINEなどのツールを使ったママ友付き合いが苦手だという夏樹さん。しかし、去年の緊急事態宣言中、ママ友たちはグループチャットで盛んにやりとりをしていたそうだ。
「仕事が休業になり時間ができたママもいて、グループチャットではビデオチャットサービス・Zoomを使った“オンライン井戸端会議”への招待が頻繁に送られてきました。娘は友達とずっと会えずに寂しかったようで、たまたま公園で会った子からオンライン通話で集まった話を聞いて、『私もやりたい』と言ってきたんです」