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スカヨハかっこいい列伝
スカーレット・ヨハンソン、セクハラや人種差別問題を抱えるゴールデングローブ賞と「距離を置く」
2021/05/11 17:26
2018年にはハーヴェイの元妻でデザイナーのジョージナ・チャップマンが手がけるブランドのドレスを着用し、注目度の高いファッションイベント「メットガラ」に出席。ハーヴェイの性的虐待への告発を契機とした「#TimesUp」(セクハラ撲滅を訴える活動)を支持しておきながら、加害者に縁のあるブランドのドレスを着たことでバッシングを受けた。しかし、ガラの主催者アナ・ウィンターが、「元夫の行動が原因でジョージナが批判されるのはおかしい。スカーレットは素晴らしいサポートをしたと思う」と、スカーレットの選択を支持していた。
ハリウッド最大の祭典であるアカデミー賞も、白人ばかりがノミネート/受賞する“ホワイト・アカデミー”と揶揄され、ボイコット運動まで起こったが、改革を行ったことで、なんとか立て直されつつある。HFPAは、来年のゴールデングローブ賞までにアフリカ系の会員を13%増やす目標を掲げているが、スカーレットにより暴露されたセクハラ問題には、どう対応していくのか? 今後の彼らの動きに注目が集まっている。
最終更新:2021/05/11 17:26