ベン・アフレックやマシュー・ペリーら“デートアプリで若い女漁り”の中年俳優に、「性的搾取」「気持ち悪い」と非難集まる
中年の有名俳優が、デートアプリを使って若い女性に言い寄っていたことが先週から立て続けに発覚し、物議を醸している。
事の始まりは、ニヴィン・ジェイという28歳女性が5月3日に投稿したTikTokの動画。「(デートアプリの)Rayaで俳優ベン・アフレック(48)とマッチングされ、本物だとは思わずにアンマッチにしたら、インスタグラムのダイレクトメールに本人から連絡がきた時のことを回想した」という、ガイコツの絵文字付きの説明文とともにアップされた動画だ。
動画の最後には、「ニヴィン、オレだよ〜! なんでマッチングを外しちゃったんだよ〜」と甘えるような表情でカメラに語りかけるベンの自撮り動画が挿し込まれ、たちまち拡散された。
子どもたちのナニー(ベビーシッター)との浮気が原因で、ジェニファー・ガーナーと離婚したと伝えられているベンは、昔から多くの女性と浮名を流してきた。2019年10月には、多くのセレブが愛用しているというデートアプリ「Raya」に登録してパートナーを探し始めたと報じられたが、本人は20年2月に出演したテレビ番組で、「(デートアプリを)楽しんでいる人たちを知っているけど、自分はやっていない。深いお付き合いができる相手が欲しいな、とは思っているけどね」と否定。しかし、今回、Rayaを利用していただけではなく、マッチングを断った女性のインスタグラムをわざわざ探してまで必死に言い寄る姿を暴露されてしまったのだ。
すると、今度はケイト・ハラルソンという20歳の女性が、90年代に大ヒットした人気ドラマ『フレンズ』のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリー(51)と昨年、Rayaでマッチングされ、FaceTimeでやりとりをした動画を投稿。
当時19歳だったというケイトは、米エンタメサイト「Page Six」の取材に対して、マシューと性的な話は一切していないとした上で、「『個人のやりとりをTikTokに投稿するなんてイジメのような行為だ』と多くの人から言われたけど、ハリウッドにいる多くの男性が若い女の子に声をかけていることを、もっと知るべきだと思って」と説明。
好奇心からマシューと会話したものの、実際にFaceTimeで話をしたら、「自分の父親と同じ年代の人と話していることが異様だと感じられてきて…… 彼は私の年齢を知っていたから、なおさら」と、父親世代の男性から恋愛対象として見られていることに気味悪さと違和感を覚えたことを語った。
ケイトは、「マシューはいい人だったから」と、この投稿をすでに削除している。しかし、ハリウッドで活躍している中年のセレブたちが“若い女漁り”をするような傾向について、ネット上では「プレデターのよう」「知名度を利用して若い女性から性的搾取している」「気持ち悪い」と批判が上巻き起こり、大炎上している。
この騒動について、モデルのクリッシー・テイゲンは、「Rayaでマッチングされた子たちに、セレブがこういう気味が悪くて必死なビデオを送るべきじゃないという点には同意する。でも、そんなプライベートなやりとりを公開するっていうのも、ねぇ…… 双方が間違ったことをしているって感じがするわ」とツイート。3万もの「いいね」を集めている。
とはいえ、経済力も知名度も影響力も持つ有名俳優が、若い女性に声をかけることがどういう意味を持つのか。「♯MeToo」以降明るみになったハリウッドの数々のセクハラ事案と今回の騒動には、共通の危険性があるように思えてくるのだが……。