ジャニーズ退所の近藤真彦は今月が勝負!? メディア対応次第では「テレビで“干される”」可能性も
ジャニーズ事務所を“突如”退所した近藤真彦について、メディア関係者の間ではその「取り上げ方」をめぐり、物議を醸しているようだ。
「近藤は、昨年11月に『週刊文春』(文藝春秋)で25歳下の一般女性との5年にも及ぶ不倫関係を報じられ、自ら無期限で芸能活動自粛を申し出たそう。それから約半年後の4月30日、ジャニーズは『近藤より、これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出がございました』と、同日付で近藤が退所すると発表しました」(芸能ライター)
この発表を受け、事務所の後輩でもある少年隊・東山紀之は、キャスターを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)にて、「退所の仕方に大きな疑問が残る」などと厳しく指摘。メディアでは、近藤の退所について賛否両論さまざまな意見が取り沙汰されているが、いまだ本人からの“肉声”は聞こえてこない。近藤は今月中にも、「カーレースの現場に姿を見せる予定」(週刊誌記者)といい、そこでの対応次第で、批判一辺倒の現状を打破できる可能性もありそうだが……。
「東山が近藤に苦言を呈したのは、延期になっていた40周年コンサートを放り出す形で退所したことに加えて、スタッフや後輩など、近しい人間にも事前の報告やあいさつがなかったためだといわれています。近藤がオーナーと監督を務めるレーシングチーム『KONDO Racing』の公式サイトに掲載されている報告文では、『円満退所』であることをアピールしていますが、実情は『ケンカ別れまではいかない』程度のものだとか。謹慎中に事務所から“逃げ出した”近藤に、多くのジャニーズ関係者たちが白い目を向けていることは明らかです」(テレビ局関係者)
こうした背景から、ジャニーズに近しいメディアも、近藤の言動には批判的だが、今後、芸能活動を再開した場合の扱い方をめぐっては、特にテレビ局が慎重になっているようだ。
「ジャニーズとしても、功労者である近藤を頭ごなしに否定してほしくはないでしょうが、かといって『前向きに送り出された』というワケでもありません。退所にあたり、近藤のファンからは『ジャニーズJr.ら後輩との“抱き合せの仕事”がなくなるので、うれしい』といった声も聞こえてきますが、テレビでそのまま使うのは難しい。結果、各方面に忖度して、活動再開してもほとんど“スルー”に近い扱いになっていくかもしれません」(同)
結果的に、ことテレビに関しては“干される”に近い状況に陥ってしまいそうなところだが……。
「その可否が決まるのは、やはり公の場で退所後初めてのメディア対応をする時でしょう。レースの現場で何かしら取材対応を行うのか、あるいは事前に記者会見でも行えば、不必要な混乱は避けられるはずです。しかし、近藤自身にその気はなさそうですし、水を向ける関係者も現状は不在。完全に芸能活動を引退しているのであれば、レースの世界だけで生きていくこともできたでしょうが……」(同)
昨年、「週刊文春」は、近藤が不倫相手の女性に「(スキャンダルを)揉み消せる権力を俺は持っている」と発言していたと報じていた。その後ろ盾となっていたジャニーズを離れた今、近藤は果たして何を武器に芸能活動を全うするつもりなのだろうか。