『着飾る恋には理由があって』『ネメシス』『コントが始まる』GWで大苦戦、自己ワーストを更新した春ドラマ
5月6日、ゴールデンウイーク(GW)期間中に放送された各局連続ドラマの視聴率が明らかになり、「数字が後退したばかりか、自己ワーストを更新してしまった作品もある」(芸能ライター)ようだ。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で“ステイホーム”が呼びかけられていたGW期間、ドラマの視聴率は上昇するかと思いきや、各局とも減少傾向にありました。その中でも、菅田将暉主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)や、広瀬すずと嵐・櫻井翔がダブル主演を務める『ネメシス』(同)、川口春奈主演の『着飾る恋には理由があって』(TBS系)は、いずれも自己最低視聴率をマークしてしまったんです」(同)
『着飾る恋』は、4月27日に放送された第2話で8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。GW中の5月4日放送の第3話では6.8%と、1.4ポイント下落した。
「“着飾って”生きてきたインフルエンサーの主人公・真柴くるみ(川口)が、ミニマリストの藤野駿(横浜流星)ら価値観の違う人々とのルームシェアを通し、自分らしさを取り戻していく姿が描かれる同作。第3話は、くるみと駿、ほかの同居人の寺井陽人(関ジャニ∞・丸山隆平)、羽瀬彩夏(中村アン)でキャンプ場へ行くという内容で、駿がくるみに『あーん』と魚を食べさせるなど、“胸キュン”シーンもありましたが、ネット上には『連休中で家族も一緒に見てたし、“胸キュン”要素のあるドラマは気まずい』『ニヤニヤしちゃうから、あとで1人でゆっくり見たい』との声も寄せられていました」(同)
『ネメシス』も、4月25日放送の第3話が8.9%だったのに対し、5月2日放送の第4話は8.3%と微減。同ドラマは、探偵ながら推理力に乏しい風真尚希(櫻井)と、風真をフォローする助手の美神アンナ(広瀬)がさまざまな事件を解決していくという内容。しかし、以前からネット上では「ミステリー要素が弱く、無駄なギャグ要素が邪魔」「はやりの“謎解き”系かと思ってたのに、ストーリーが薄っぺらくて盛り上がれない」などと酷評されていた。
「第4話は、エリート女子高のスクールカウンセラー・雪村陽子(村川絵梨)からの依頼を受け、アンナがインドからの転入生を装い学院内部に潜入する……という展開でしたが、ネット上では『相変わらずつまらない』『広瀬すずに女子高生のコスプレさせてまで視聴率稼ぎ?』などと物議を醸し、評価は散々でした」(同)