芸能
勝ち残るのは、果たして誰か

霜降り明星は「まるで空気」、3時のヒロインは「伸びしろなし」!? 「お笑い第7世代」に総崩れの危機

2021/05/08 15:00
後藤壮亮
霜降り明星公式プロフィールより

 「お笑い第7世代」がテレビ界を席巻しているが、近頃はその人気と実力を疑問視するタレントも増えている。4月13日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、有吉弘行が若手芸人たちに苦言を呈した。

 番組では、芸能人のYouTubeチャンネルに投稿されている動画のサムネイルだけを見て、出演者たちが順に再生回数を予想していき、合計 500万回を超えた人が“ドボン”というゲーム企画「YouTube 再生回数 ギリギリカウント UP」が行われた。

「その中で有吉は、お笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹のYouTubeの再生回数が低いと予想しつつ、『最近ちょっとわかってきたんですよ。第7世代なんて幻だよ!』と吐き捨てたんです。『みんながみんな、そう(人気)ではないってことはわかってきた』とも有吉は断言していました」(芸能ライター)

 また、有吉だけではなく、東野幸治も、第7世代の女性お笑いトリオ・ぼる塾に冷ややかなコメントを残している。

「4月25日、東野が司会を務める『マルコポロリ!』(関西テレビ)に、ぼる塾・あんりが出演。以前同番組に出演した際、田辺智加のギャグ『まぁね~』を東野がスルーしたとクレームを入れながら、『田辺さんの「まぁね~」がウケないなんて、東京ではあり得ない』『(東京では)大爆笑ですよ!』と話すあんりに、東野は『そんなことないって。お前ら、日テレに騙されてんねん!』と返答していました。ぼる塾は『今夜くらべてみました』や『スッキリ』など、日本テレビの番組に出演する機会が多く、何かと重宝されていますが、東野は決してネタが評価されているわけではないと言いたかったのでしょう」(同)

 そんな中、「第7世代」の提唱者とされる霜降り明星は、厳しい現実を突きつけられているようだ。彼らは西川貴教とともにゴールデン帯のバラエティ番組『オトラクション』(TBS系)の司会を務めているが、番組では「西川のほうがしゃべっていることが多く、コンビの良さが出ていないため、まるで“空気”状態」(同)だという。

「しかも、世帯視聴率は3%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と伝えられている。タイトルにある通り、“音”をテーマにしたアトラクションを使ったバトル番組となっているため、各アトラクションのバージョンアップやリニューアルなどはできるものの、番組内容を一新することは難しい状況です」(同)

 そのほか、第7世代の筆頭とされるEXIT、ぺこぱ、四千頭身、ハナコ、3時のヒロインらの評価について、テレビ業界関係者は以下のように語る。

「EXITは相変わらず人気ですが、一時期よりもややブームは落ち着いた感はありますね。華やかさだけは持ち合わせているので、今後も生き残るとは思いますが……。また、ぺこぱ・松陰寺太勇は、最近、『ロンハー』などの番組にピンで出演することも多く、独特なコメントで盛り上げる場面もそれなりにありますが、シュウペイのほうはまったく進化がみられず、イジられキャラにもなりきれていない印象です。

 四千頭身は、トリオ揃って番組に呼ばれることもありますが、誰が口火を切るわけでもなく、ブツブツつぶやいているばかりで、メンバー間の微妙な空気も伝わってきてしまうために使いづらい。ハナコは、ボケ担当の岡部大のキャラが強すぎるあまり、“岡部with残りの2人”という状態になってしまっています。3時のヒロインは、『めざまし8』(フジテレビ系)の水曜日担当キャスターやテレビCMなどにも起用されていますが、もはや伸びしろはなさそうです」(業界関係者)

 どの芸人に対しても厳しい評価ばかりが聞こえてくるが、「第7世代」には今後、どのような未来が待ち受けているのだろうか。

「まだ肩のできていない高校球児が、いきなりプロの世界に投げ出されたのと同じで、テレビの世界では十分に機能していない。数年後には、かつて爆笑問題やネプチューン、くりぃむしちゅー(かつての海砂利水魚)などを輩出した『ボキャブラ世代』ブーム後のように、勝ち組・負け組がはっきりと分かれることでしょう」(同)

 だが、以前と違うところは、活躍の場所が、テレビだけではないということ。その筆頭がYouTubeだ。人気アイドルからテレビ界を追われた芸人まで、今や芸能人がYouTubeに参入するのは珍しいことではなくなった。その裏で、業界は激戦を極めている状況だ。

 いずれにしても、彼らがこの“温室育ち”から抜け出さない限り、お笑い界は5年後も、明石家さんまやダウンタウンら、大御所たちが牛耳っていることだろう。

(後藤壮亮)

最終更新:2021/05/08 15:00
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