伊藤健太郎、メディアで「謝罪行脚」もバッシング止まらず……エールを送った谷原章介、太田光にも批判の声
5月1日放送の情報番組『新・情報7Daysニュースキャスター』(TBS系)に、俳優・伊藤健太郎がVTR出演。昨年10月に起こしたひき逃げ事故について、初めてテレビのインタビューに応じたが、ネット上では、伊藤の発言内容に批判が相次いでいるほか、彼にエールを送った芸能人にまでバッシングが寄せられているようだ。
伊藤は昨年10月29日、乗用車を運転中にバイクと衝突し、乗っていた2人に重軽傷を負わせた上、現場から車で逃走。事故を目撃していた男性の説得で現場に戻り、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで警視庁に逮捕され、今年3月25日に不起訴処分となった。
「今回、番組では序盤の10分ほどを割いて、約2時間にわたって行ったという伊藤のインタビューVTRの一部を公開。ディレクターから『(車を運転中、異変を感じたら)止まるのが普通の感覚ではないか?』と問われた伊藤は、『自分も冷静になって考えると、それがベストな対応でもあったし、“何で(車を)停めなかったんだろう”って……』と、事故現場から離れたことへの後悔を告白。『自分はその時、当たってしまったものがバイクなのか、ガードレールなのか、自転車なのか、それが何かわからない状態だった』などと語っていました。さらに、『(付近を)一周して、左折を繰り返してその場に戻ろうというのに必死だった』『逃げている認識はなかった』ともコメント。手錠をかけられた際は『“夢なら早く覚めてくれ”って、ずっと思ってました』と、逮捕時の心の内も赤裸々に明かしています」(芸能ライター)
なお、事故後、各メディアで伝えられた“素行悪化”報道ついては、事故前は多忙により「寝る時間がほとんどなかった」「疲れてたのが正直あったんで、それが結果的に態度が悪くなってしまった、というのにつながっちゃったのかな」と自ら分析。今後について聞かれると、「今は謝罪行脚中でもありますので、ちゃんとできることをしっかりやった後に、ようやく自分の今後のことを考えて動き出せるかな」とも語っていた。
だが、ネット上では「終始、まるで他人事のような口調」「『夢なら覚めて』って、それは被害者のセリフ」「『謝罪行脚』って自分で言ってしまうところが真剣みに欠ける」「全然反省してない」などと批判が続出。また、伊藤にエールを送った芸能人にまでバッシングが及んでいるという。
「翌2日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、伊藤の『ニュースキャスター』出演を取り上げた際、番組MCの爆笑問題・太田光は『1回ちゃんとリセットして、もう1回向き合って、やり直してほしいですけどね』とエールを送り、『違約金の7億9000万円というのは、(相方の)田中(裕二)が肩代わりします』とジョークを飛ばしていました。しかし、一部視聴者からは『なぜ擁護するのか』『人を殺しかけて逃げた人のことをネタにするのはどうかと思う』と厳しい意見が噴出しています」(同)
伊藤をめぐっては、4月28日発売の「週刊新潮」(新潮社)でロングインタビューに応じたことを同日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で触れた際、司会の谷原章介が「キチンとご自分の甘さと向き合って、再出発のチャンスが与えられる世の中であってほしいと思います」と発言。さらに、「頑張れ!」と激励したことで、賛否両論を呼んでいたことから、『サンジャポ』での太田のコメントを受け、「つくづく芸能界って甘い」と反感を抱く人も多いようだ。
「新潮」のインタビュー内容についても、「言い訳がましい」「誠意を感じられない」との声が飛び交っていた伊藤。反省の意をアピールするつもりが、全て裏目に出てしまっているが、批判覚悟でサポートしてくれる人物は、果たして現れるだろうか。