暮らし
【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】
くら寿司・はま寿司・スシロー、プロが選ぶ“海鮮丼おすすめNo.1”発表! 回転寿司チェーンのテイクアウト・持ち帰り限定メニューを比較レビュー
2021/05/26 20:15
――それではまず、「はま寿司」のおすすめ海鮮丼メニューを教えてください。
川村 正直、どれもおいしそうで迷ってしまいますが……。「特上5種の海鮮丼」(780円、税込/以下同)は、マグロやサーモンでタンパク質や鉄、マグネシウム、ビタミンAなどを補えます。また、エビで亜鉛、イクラでビタミンD、卵でタンパク質やビタミンB群が摂れますよ。同様の理由で、「特上7種の海鮮丼」(980円)もおすすめできます。
また、亜鉛不足が気になる方は、ホタテやサーモン、イクラが乗った「特上北海丼」(780円)を選ぶといいでしょう。
――続いて、「スシロー」はどうですか?
川村 スシローは、9種類の具材が入った「海鮮ちらし」(610円)がよさそう。マグロやハマチ、サーモン、煮穴子、エビ、イカ、タコ、イクラ、ホタテ貝柱が入っているので、タンパク質や鉄、亜鉛などが補えます。煮穴子が一緒になっているメニューは珍しいですが、不足しがちなビタミンAが補えるので、うれしいポイントです。
また、デリバリー限定の丼ぶりメニューの中だと、「10種の海鮮丼」(980円)がおすすめ。サーモンやマグロ、ネギトロなど10種類の具材が入っており、タンパク質や鉄、ビタミンB群などの栄養素を補えます。また、カニが入っているのも特徴的。カニは高タンパク質・低カロリーな食材で、亜鉛やマンガン、ビタミンEも入っています。特にビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つで、美肌やアンチエイジングに必要な“抗酸化ビタミン”ともいわれているんです。