フジ女子アナのステマ疑惑より大問題!? 「文春」に陰口まで詳報……「社内のリーク犯探し」が最優先
4月15日発売号にて、フジテレビの女性アナウンサーによる“ステルスマーケティング疑惑”を伝えていた「週刊文春」(文藝春秋)が、22日発売号で“続報”を掲載している。
同誌によると、フジの井上清華アナらが美容室などにて、無料で各種サービスを受ける代わりに、SNSで店の宣伝をしていたといい、ステマ疑惑が浮上。そして、「続報を読む限り、彼女たちは反省するどころか“リーク犯探し”に燃えているようだ」(スポーツ紙記者)という。
「『文春』は2週連続で『フジ女子アナによるステマ騒動』を特集。1週目では、井上アナのほか三上真奈アナ、宮澤智アナ、三田友梨佳アナ、久慈暁子アナ、堤礼実アナ、杉原千尋アナ、海老原優香アナが、美容室やその系列店で無料サービスを受け、その代わりにSNSで店の紹介をしていたことが判明。宣伝や広告と明記しないPRは、ステマの疑いがあるため、報道を受けたフジは『事実関係の詳細については現在確認中ですが、いわゆるステルスマーケティングに該当する行為はないと考えております』とコメントしていました」(同)
そんな中、2週目となる今号は、ステマ疑惑が明らかになった理由について、女子アナたちが“密告”し合った結果だと報道。また、騒動を問題視する野島卓アナウンス室部長に対し、女子アナたちが不満を口にしていたこと、ついには情報を漏らした“犯人”を特定しようとしていることなども伝えている。
「第1報が出た時点で、業界内でも『リークしたのは内部の人かな?』『もう退社が決まってるあの女子アナでは』『最近露出が少ないあのアナかも』といったうわさで持ちきりだったのですが、第2報では局内の動きや、彼女たちの“陰口”も詳細に報じられていたことから、もはや内部リークであることは明白。ただ、そんな社内状況まで外部に漏れているとなると、フジにとってはステマ疑惑騒動より、『文春』へのリーク犯が社内にいることのほうが大問題でしょう。まずは犯人を見つけ出すのが最優先になっているのでは」(テレビ局関係者)
ちなみに、「文春」が19年12月に当時テレビ東京に在籍していた鷲見玲奈アナの不倫疑惑を報じた件も、内部リークが発端だったといわれている。
「鷲見アナは不倫を否定しながらテレ東を退社しましたが、その後、20年9月には、同局内で録音されたという、同僚の悪口を言っている女子アナの音声がTwitter上に流出。鷲見アナの不倫疑惑をめぐるリーク犯と、音声を流出させた犯人、どちらも局内にいるとみられますが、結局、今も正体不明のままとなっています」(同)
局内での犯人探しは、お互いが疑心暗鬼に陥るばかり。フジとしては、まず“ステマを疑われるような行為を禁止にする”など、ルール作りを優先したほうが幾分か建設的かもしれない。