『所JAPAN』だけじゃない!? スタッフに“激怒”報道の所ジョージ、日テレ系レギュラー番組から「リストラ寸前扱い」のウラ事情
4月20日発売の「フラッシュ」(光文社)が、所ジョージの冠バラエティ『所JAPAN』(フジテレビ系)をめぐるトラブルを報じている。同誌によると、所はスタッフが用意したVTRに納得がいかず、収録後に「作り方を考えないと、つまらない番組になるよ」などとダメ出ししたそう。直撃取材に対し、本人も制作陣に厳しい言葉を投げかけたことを認めている。一方、所に関しては「この件とは関係なく、各テレビ局より“リストラ寸前扱い”されている」(テレビ局関係者)とか。
「『フラッシュ』は、同5日の収録時に“事件”が起きたと伝えています。昨年の『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)で決勝に進み、大ブレークしたお笑いユニット・おいでやすこがが、漫才風に商品を紹介するVTRが流れたところ、所は『あのVTRは全然おもしろくないよ』と、プロデューサーらに激怒したそう。所は同誌の直撃を受け、『番組側も芸人さんが暴れやすいシチュエーションを作ってあげなさい』などと諭したと説明し、番組の作り方を工夫しないのであれば、『僕以外の人をMCにしたほうがいい』とも口にしたそうです」(芸能ライター)
所は自身の名前がついた番組を大事にしているからこそ、スタッフにも愛のムチを振るったのだろう。しかし、直近の世帯平均視聴率は、4月12日放送回が5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、同19日放送回は6.2%と、1ケタ台にとどまっているだけに、所の心配通り、内容によっては今後も視聴者離れが進んでしまうかもしれない。
とはいえ、『所JAPAN』の終了危機だけにとどまらず、ほかの番組で所自身が“リストラ”に遭う可能性もあるようで……。
「その要因はズバリ、“コストパフォーマンスの悪さ”。所は、バラエティ界でもトップクラスの“高額ギャラタレント”であるものの、コストがかかるわりに、テレビ局が重要視している個人視聴率やコア視聴率などの結果に結びついていないんです」(同)
ここ最近はコロナ禍の不況もあって、出演者のギャラや制作費が高い番組は、各局で打ち切りが検討されているという。25年続いたご長寿バラエティ『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)も制作費がネックとなり3月末で終了したばかりだ。
「視聴率が悪くても、SNSでの反響が良ければいいのですが、所が出演する番組の場合は、SNSへの影響力も低い。そのため、秋から来年春くらいまでに終了が決まってもおかしくない状況です。特に、日テレ系では『所さんの目がテン!』『世界まる見え!テレビ特捜部』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』と、現在3つのレギュラー番組を持っていますが、いずれかがリストラ対象になるともいわれています」(スポーツ紙記者)
果たして今回の報道は、番組打ち切りの“追い風”となってしまうのだろうか。