出川哲朗、島田紳助以上のダメージ!? マセキ芸能社の「事実はない」コメントが“失策”とされるワケ
モデルのマリエが、島田紳助から“枕営業”を強要されたと告発した一件が、業界内外に波紋を広げている。出川哲朗ややるせなすも、紳助の誘いに乗るように促したというが、マスコミ関係者は「紳助、出川、やるせなすの中で、出川が最大のダメージを受けた」と指摘する。
「マリエは4月4日にインスタグラムのライブ配信を行い、『18歳の時に島田紳助さんから枕(営業)を誘われた』こと、そこに同席していたという出川らが『マリエちゃん、ヤリなよ』と説得してきたことを暴露。マリエは誘いを断ったそうですが、『出川さんがCM出てるのはマジで許せない』などと怒りをにじませていました」(芸能ライター)
すると、出川が所属するマセキ芸能社は同9日、代表取締役社長名義で「お騒がせしているような事実はない」と発表。その後、やるせなすが所属するワタナベエンターテインメントも、同日中に似たようなコメントを出した。
「これに対し、ネットユーザーからは『マリエが嘘をついているってことなら、マセキやナベプロは名誉棄損で訴えたほうがいい』といった声も寄せられていますが、両社ともコメント発表以降は動きがないため、炎上は収まるどころか“火に油”を注ぐ格好に。そもそも枕営業の強要が事実なら、最も非難されるべきは紳助ですが、彼はすでに引退した一般人だけに、現状メディア露出が一番多い出川に批判が集中している。そんな中、マセキはこの状況にうまく対応できていない印象です」(スポーツ紙記者)
かつて紳助が所属していた吉本興業に比べ、マセキはネガティブな話題でマスコミに取り上げられること自体が少ない。
「そのためマセキは、ネットが炎上するような騒動の対応には不慣れなんです。ちなみに、ウッチャンナンチャンをはじめとした所属タレントのイメージが良いため、なんとなく“クリーンな事務所”と思われがちですが、実際は“コワモテ”な面を持つ事務所。辞めたタレントにも厳しく、例えば、かつてコンビで所属していたドロンズは、今は石本が『ドロンズ石本』として在籍している一方、退社した元相方の大島直也に関しては、今後永久に『ドロンズ』の名前を使えないという話も耳にします」(同)
吉本の場合、コンビで所属していたキングコングは独立した西野亮廣と、事務所所属の梶原雄太が、そのまま2人で活動を継続できているが、マセキでは難しいという。
「そんな旧態依然とした体質の事務所だけに、ネット発のトラブル対処法がわかっていないのでしょう。やはりあの『事実はない』としか述べていないコメントは、失策でしたね」(同)
出川の今後を憂う報道が後を絶たない中、マセキはこの事態に、どう対処していくつもりか。