エステサロンだと思ったのに、様子がおかしい? クーポンサイト利用の小顔矯正で気をつけたいこと
お安い金額で、イイことしたい! 得したい!」という女の欲望を刺激する、「クーポン雑誌」「クーポンサイト」が巷に溢れまくっている現代――。しかしあまりの安さに、「こんなに安くて大丈夫?」「逆に損するなんてやーよ!」と、クーポンに半信半疑の人もいるはず。そんなあなたに向けて、女が特に気になる「美容・健康クーポン」を、世界で最も「安い!」に弱い大阪出身の女性ライターが、覆面調査員としてレポートしちゃいます!
コロナ禍になって、早1年が経過した。ステイホームのストレスからどか食いに走り、気がつけば5キロ増、肌もボロボロで、気分が鬱々としてしまう……。そんな方は筆者だけではないだろう。そこで今回、美容クーポンを漁って、お安くリフレッシュを試みることに。サイトは「E●●●●」をチョイス。ここは誕生日割として、なんと3,000円オフになるなど、お得な情報が満載なのだ。
潜入その1:初のアカスリは最高の癒やし体験、でもお値段が……/御徒町・K
【メニュー】アカスリ40分
【クーポン価格】3,300円(44%オフ)
リフレッシュということで、「アカスリ」にチャレンジしたみたくなった筆者。しかし、意外にアカスリは値段が張るようで、筆者にとってはお試し価格3,300円も「かなり高い」と感じた。
アカスリタオル(手袋式ナイロンタオル)などを使って、体についたアカをこすり落としていくアカスリは、韓国のイメージが強いが、日本でも江戸時代に「あかすり師」というお仕事があったそうで、その歴史は長い。肌がツルツルになるという美肌効果や、新陳代謝の活性化、疲労回復、体臭予防が期待できるという。正直、ナイロンタオルさえあれば、自分でもアカスリはできるわけだが、プロの手技は如何なものか、これは体験してみないとわからん! ということで潜入を試みた。
お店は、上野御徒町からほど近い、主要道路に面した昭和風のビル。エレベーターがなかったため、老体に鞭を打って、4階まで螺旋階段を上り、ちょっと怪しげなドアを開ける。しかし店内は、案外キレイで落ち着いていてびっくり。まずは会計を済ませ、個室に通されると、スッポンポンになって紙パンツをはき、バスタオルを巻いて待機する。するとほどなくして、担当の女性瀬術者が現れ、「アカスリはこちらです」と別室に案内された。
このアカスリルーム、もともとはユニットバスなのだろうと思われる場所。バスタブはなく、施術ベッドが置かれている(ちなみに、顔の穴はなし……)。ビニールキャップをかぶり、当たり前だが、バスタオルを外して、うつ伏せに。まずは、湯おけでざばざばと湯をかけられる。そして、「痛ければ言ってくださいね」という言葉とともに、足からアカスリがスタートした。想像以上に、ゴシゴシと擦られていくが、強い痛みはない、ズバリ“痛気持ちいい”感じだ。
「アカ出てます?」と聞くと「かなり」との返事。なんとなく、儲けた気分。両足から背中にかけてアカスリをしてもらった後、泡立てソープで洗われると、全身が癒やされていくのを感じた。しかし、これで終了かと思っていたら、今度は表側だというのでびっくり。おっぱい丸出しでベッドに仰向けになると、腕、腹、足の表側とアカスリは続いた。
施術後、全身のアカスリは通常価格6,000円だと、やんわりセールスがあったものの、「高い……」という気持ちは拭えず、こちらもやんわりお断り。ちなみに、アカスリ後は必ず保湿が必要とのことで、アカスリとオイルマッサージがセットになったコースもあったが、通常価格は1万1,000円也。ケチな筆者は、寝る前に乳液でたっぷり保湿するという方法を取ったが、それでも翌朝、お肌の滑らかに驚いたのだった。
クーポン満足度:★★★☆☆
リピート思案度:★★★★☆
※誕生日割で3,000円オフになるならまた行きたい