広瀬すず&櫻井翔主演『ネメシス』、11.4%の2桁スタートも酷評続出! 「キャストはいいのに脚本が薄い」「ことごとくスベってる」の声
広瀬すずと嵐・櫻井翔がダブル主演を務める連続ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)が4月11日にスタートし、初回平均視聴率11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁台の好スタートを切った。しかしネット上では「シンプルに面白くない」「コメディ部分がことごとくスベってる」と不満の声が噴出している。
「同作は、2017年公開の映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』で監督・脚本を務めた入江悠氏が手掛ける完全オリジナル作。『探偵事務所ネメシス』に在籍する自称天才のポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)と、天才助手・美神アンナ(広瀬)の凸凹バディが、難事件を解決していくミステリーエンターテインメントです。主演の2人のほか、探偵事務所の看板を風間に譲り、現在はネメシスのCEOを名乗るベテラン探偵・栗田一秋役を江口洋介、神奈川県警捜査一課の刑事で“伝説の刑事”に憧れる千曲鷹弘と四万十勇次を、それぞれ勝地涼と中村蒼が演じています」(芸能ライター)
第1話では、女医・上原黄以子(大島優子)がネメシスに相談に訪れた。上原の雇い主である“磯子のドンファン”こと澁澤火鬼壱(伊武雅刀)の80歳の誕生日パーティーを中止しないと、澁澤の命は保証しないという脅迫状が届いたという。風真と美神が上原とともに澁澤の豪邸に向かうと、大富豪の澁澤は6人の愛人と上原を集め、「暗号を解き、屋敷に隠した新しい遺言書を見つけた者に約10億円の豪邸を譲る」と宣言。しかし、その日の夜に澁澤は殺害されてしまい、風真は容疑者候補の愛人たちと上原を前に、美神のアシストを受けながら事件の謎を解いていくというストーリーだった。
初回の放送終了後、ネット上では「謎解き要素が物足りない」という、トリックに関しての不満が多く上がることに。ドラマ公式サイトで「極上のミステリーエンターテイメント」と謳っていただけに、「“ミステリー”とか名乗らないでほしいくらい幼稚な内容」「キャストはいいのに脚本が薄っぺらい」「期待してた分ガッカリ」と酷評が続出している。
「また、同作は全体的にコミカルな場面が多く、刑事ドラマのパロディシーンも多数登場。江口演じる栗田は、ザリガニパクチーバーガーを食べながら『太陽にほえろ!』シリーズ(日本テレビ系)で松田優作が演じた“ジーパン刑事”の名セリフ『なんじゃこりゃ~!』を叫んでいました。また、勝地と中村が演じている千曲と四万十は、名前に“タカ”と“ユージ”がつくなど、『あぶない刑事』シリーズ(同)で舘ひろしと柴田恭兵が演じた役名と一致。さらに、2人の子守役として登場した刑事・小山川薫(富田望生)も、本家で浅野温子が演じた真山薫と名前が同じだったため、『笑える』との声もありましたが、『パロディの質が低すぎる』『コメディが寒いしテンポが変』『ストーリーつまらんし、おふざけも寒い』と、軽いノリを受け入れられない視聴者も多かったようです」(同)
なお、一部の視聴者からは、アニメ『名探偵コナン』(同)になぞらえて、「翔くんが毛利小五郎で、すずちゃんがコナンみたい」との指摘も寄せられているようだ。このまま、ただの“パロディドラマ”という評価で終わってしまわなければいいのだが……。