松本人志、『ワイドナショー』で「マリエさん」と口に! テレビが「枕営業強要」告発をスルーする中、あえて名前出したワケ
4月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ダウンタウン・松本人志が、“枕営業強要”告発で注目を浴びるモデル・マリエの名前を出し、業界内を騒然とさせたという。
「近年、起業家やデザイナーとしての活動が中心となり、その姿をテレビで見る機会は激減していたマリエですが、4月4日に行ったインスタグラムのライブ配信中、『18歳の時に島田紳助さんから枕(営業)を誘われた』と告発。マリエは断ったものの、その場に同席していたという出川哲朗や、お笑いコンビ・やるせなすも“枕営業を推奨”するようなスタンスだったとして、彼らへの怒りもあらわにしていました」(芸能ライター)
紳助は、2011年に芸能界を引退していることもあり、現時点では本人や当時の所属事務所・吉本興業からコメントは出ていない。一方、出川が所属するマセキ芸能社は4月9日に「お騒がせしているような事実はない」というコメントを発表し、やるせなすが所属するワタナベエンターテインメントも同日、「配信の中で話されているような事実はなかった」と、マリエの主張を否定した。
「マセキとナベプロがコメントを出したことで、新聞では同騒動が取り上げられるようになったものの、テレビではほぼスルーされています。マリエは配信の中で、紳助の誘いを断ったために彼の番組からは外され、そんな時に助けてくれたのがタモリとお笑いコンビ・爆笑問題だった……という話もしていましたが、爆笑問題がMCを務める4月11日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、マリエの件に触れることはありませんでした」(スポーツ紙記者)
そんな中、同日に放送された『ワイドナショー』の冒頭では、MCの東野幸治がゲストとして登場したシソンヌ・長谷川忍に「思ったことをズバズバと言って」と振り、長谷川も「もちろんです」と返したところで、松本が「ちょっとマリエさんについて……」と、切り出した。
「長谷川が『アレは裏取れてないんで、何とも言えないです』と言葉を濁すと、松本は『裏取れてることのほうが、世の中ないんですけどね』とコメント。以前から松本はで、ネットでは騒がれているのに、テレビでは扱われないニュースがあることへの違和感を『ワイドナショー』で訴えているため、あえて『マリエさん』と発言したのだと思われます」(同)
松本は、2017年1月1日放送の同番組では、さまざまな芸能ニュースが報じられる中、「いまだに事務所の力関係で、大きい事務所のスキャンダルは扱えなかったりすることがあるんですね」と明かしていた。
「続けて、『そういうのは一般の人にバレてるから』『(ネットで話題のニュースをテレビでは扱わないということをしていると、)テレビはどんどん時代遅れになっていくし、芸能界ってやっぱり変な世界だなって、どんどん一般社会と離れていってしまうのが、寂しいというか悔しい』と漏らしていたんです。松本の『マリエさん』発言は、ネット上で大炎上している状況も意識しているがゆえの発言だったのでしょう」(同)
なお、マリエが三越伊勢丹オンラインストア内に掲載されているインタビューで、5月頭頃までに本を出版する計画を明かしていたことが発覚し、ネット上では「このタイミングでの暴露騒動は、本の宣伝目的か?」という疑惑も浮上しているが、「業界関係者の間では『関係ない』とみられている」(同)という。
マリエは11日、インスタを更新して「私は嘘をつきません」と投稿。出川、やるせなす側への反論とみられ、今後も騒ぎは拡大していきそうだが、それでもテレビはスルーし続けるのだろうか。