『ポツンと一軒家』ナレーター交代を発表も賛否両論! 「見事な人選」「またすぐ替わりそう」と意見分かれるワケ
3月28日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)。今回、番組内で発表された“新人事”がネット上で波紋を呼んでいる。
この日の放送では、和歌山県の山奥にある一軒家を紹介。元大工の男性が15年間つくり続けているという自宅を訪れ、その暮らしぶりなどが放送された。
「今回、番組の冒頭でMCの所ジョージから、ナレーターを務めていた声優・キートン山田が、この日の放送をもって“卒業”すると発表がありました。所によれば、『ずーっと(同番組の)ナレーションをやってて、「やっぱりああいう生活がいいなあ」っていうんで、仕事を辞めて畑やるんだって。静岡のほうにご隠居するらしいですよ』とのことで、キートンは『ポツンと一軒家』がきっかけで、引退を決めたそうなんです」(芸能ライター)
また、放送翌日の29日には、キートンの後任として、人気アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の阿笠博士役などで知られるベテラン声優・緒方賢一が、4月4日放送分からナレーターを務めると発表。緒方は各メディアにコメントを寄せており、その中で、毎週欠かさず見ているほどの『ポツンと』ファンだと告白。また、キートンとは一時期、「仕事でもプライベートでも毎日のように一緒にいた」ほど仲良しなのだそう。
「そんな緒方は、キートンの後任を務めることについて、『僕とキートンさんとのこれまでの友情が、ここで結実したんだなあと思うと本当に感慨深いです』とも語っています。ネット上にも、『あの阿笠博士がナレーションを担当するの、本当に楽しみ!』『これは見事な人選。これからも番組を楽しく見られそう』などと、視聴者から好意的な声が寄せられていました」(同)
一方で、キートンは現在75歳、その後任である緒方が現在79歳ということで、「この交代、意味あるの? またすぐ替わっちゃいそう」「てっきり若い人に替わると思ってたからビックリ」「若手声優に席を譲ってもよかったのでは……」など、困惑する人も少なくないようだ。
「今回のように、声優の引退や死去にあたって後任を決める際、アニメや吹き替えなどでは、今までのイメージを極力崩さないように、似た声質の声優を指名する場合が多いんです。そのため『ポツンと』も、落ち着いた声を持つベテラン声優から、ベテラン声優へとバトンタッチしたのでしょう。とはいえ、同じくキートンがナレーションを担当していたアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)は、55歳の声優・きむらきょうやが後任を務めるため、『若手に譲って』といった声が漏れてきたのかもしれません」(同)
緒方には、こうした意見を吹き飛ばすような“名ナレーション”に期待したいものだ。