松岡昌宏、「思うことがいろいろありまして」……25年続いた『TOKIO WALKER』最終回で流した“一曲”にファン感動のワケ
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティーを務めるラジオ『TOKIO WALKER』(NACK5)。3月28日の放送では、松岡が「最初で最後」として、TOKIOの楽曲「AMBITIOUS JAPAN!」をかける場面があった。
松岡は番組冒頭で、4月から番組名が変わることをリスナーに告げ、「『TOKIO WALKER』としては、ある意味最終回。ま、何が変わるっていったら、たいして変わんないんすけどね(笑)」と発言。続けて「私、松岡がやらしてもらってる番組なんで、もうちょい“昭和感”出していいかな、みたいな」「地方のお昼にやってるローカルチャンネルみたいなものを作りたいなって思っていて。そういう番組にしていこうと思ってます」と今後の番組の方向性について明かし、番組タイトルについては後半で発表すると告知した。
その後、松岡はこれまで通り、各コーナーに寄せられたリスナーからのお便りを紹介しながら番組を進行し、放送時間が残り10分ほどとなった際に、あらためて今回の放送が『TOKIO WALKER』の最終回であることに言及。
1996年4月、元メンバーの山口達也をパーソナリティーに『山口達也 TOKIO WALKER』としてスタートしたこの番組は、18年5月の山口脱退後は『TOKIO WALKER』と名前を変えて25年にわたり放送してきた。松岡は、「皆さん、ご存じの方もいると思いますが、急きょこの番組を松岡でできないかというふうにNACK5さんから言っていただいたのが、2018年の5月ということで。母の日からスタートしまして、151回ということでございました」と番組の歴史を回顧。
そして、「この『TOKIO WALKER』としての最後のリクエストソングということで。これはちょっと最後、自分からリクエストをさせてもらおうかなと。番組最後なんでね」とコメント。「いろいろ考えまして。何がいいのかな~って思う中、まあ、うちのTOKIO、我がボーカル・長瀬智也があと3日で退所ってことになります。で、我々株式会社TOKIOが4月1日からいよいよ始動するというタイミングでもあり、5人でデビューした我々が、それぞれの道を行く一歩になるのかな」「それぞれがそれぞれの道で、後悔することなく、自分たちらしくいけるように、この曲を皆さんに聞いていただきたいと思います」と、メンバーとリスナーにメッセージを送りながら、「TOKIOで『AMBITIOUS JAPAN!』」と高らかに曲名をコールした。
曲のオンエア後、松岡は「実は、私が『TOKIO WALKER』をやってからTOKIO(の曲)をかけたのが、これが最初で最後ということになりましたが(笑)。ちょっと思うことがいろいろありまして」としみじみ。
その後、「でもやはりこうやって、最後『AMBITIOUS JAPAN!』を皆様に聞いていただけたことが、ほんっとうにうれしいですし。去年旅立たれたなかにし礼先生、筒美京平先生に本当に心からお礼を言いたいですね。感謝してます!」と、楽曲の作詞を担当した故・なかにし礼氏と作曲を担当した故・筒美京平氏に感謝を述べる場面も。
そして「現実に戻りますよ」と前置きしてから、4月から番組名が『松岡昌宏の彩り埼先端』になると報告。「だから言ったじゃない、オープニングで! 地方のローカルチャンネルみたいなのやりたいんだって!」と番組名の“昭和っぽさ”について笑った後、新しいコーナーなどについて告知し、最後に「これからも頑張りますので、ぜひ聞いてください!」と明るく決意表明をし、番組を締めくくった。
放送後、Twitter上では「最後の最後にやっとTOKIOの曲かけてくれた」「日曜朝から号泣しました」などと、松岡が「AMBITIOUS JAPAN!」をかけたことに対する歓喜、感動の声が続出。また、松岡に感謝するとともに、「これからもTOKIO5人が大好きだし、永遠に応援するぞ」「それぞれの道での成功を祈ってる!!」と、TOKIO5人の門出を祝福するメッセージも多数寄せられていたのだった。