伊藤健太郎、「フライデー」登場は復帰の“観測気球”!? 過去の「DV、中絶強要、動物虐待疑惑」払拭ならずいばらの道か
昨年起こした“ひき逃げ事故”により、芸能活動から遠ざかっていた俳優の伊藤健太郎が、3月25日に不起訴処分となった。同日には本人や所属事務所が謝罪コメントを発表。翌26日発売の「フライデー」(講談社)には、本人の直撃インタビューが掲載されており、この申し合わせたような展開から、関係者の間で「復帰に向けた観測気球説」がささやかれているようだ。
伊藤は昨年10月29日、乗用車を運転中にバイクと衝突し、乗っていた2人に重軽傷を負わせた上、その場から車で逃走。追いかけてきたタクシー運転手の説得で現場に戻り、その後、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された。
今月25日には、所属事務所・イマージュエンターテインメントの公式サイトや自身のTwitter上に、直筆のコメントを掲載。「私の自覚の足りなさ、未熟さによって起こした交通事故のために、関係者、ファンの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。また、事故によってお怪我をされた被害者の方にも改めて心からお詫びを申し上げます」と謝罪している。
「翌日発売の『フライデー』では、今月下旬、所属事務所を訪れていたという伊藤の近影とともに、直撃インタビューを掲載。伊藤は無精髭こそ生やしているものの、風貌に大きな変化はなく、被害者への謝罪のみコメントしていました。記事では『まもなく不起訴となる見込み』『テレビはすぐには難しいものの、映画や舞台での復帰ハードルはかなり下がる』などと、伊藤をフォローするような言葉も書かれており、イマージュとの“連携”を感じさせるものとなっています」(スポーツ紙記者)
しかし、たとえ前科はつかなくとも、これまで報道されてきた“ひき逃げ”のイメージや、過去の素行不良報道も相まって、復帰はいばらの道となることが予想される。
「逮捕時には、伊藤と前所属事務所の間に起きた移籍トラブルも報じられており、現事務所が家族ぐるみとなって、伊藤の稼ぎを奪いにかかったとする内容が『週刊文春』(文藝春秋)に掲載されました。同記事では、伊藤の交際女性へのDVや中絶強要、さらには動物虐待疑惑などの衝撃的な過去も報じていますが、その後、イマージュは公式サイト上で『事実に反している部分が多数』として、抗議や法的措置を示唆する文書を掲載しています」(テレビ局関係者)
ところが、この文書はわずか数日で削除されてしまった。
「文書を取り下げたことについて、他メディアからの『報道を認めるのか?』という問い合わせがあっても、イマージュは返答すらしなかったとか。また、伊藤の事故直後に、一部メディアの取材に対し、『ひき逃げはしていない』とコメントを発表していたことも、危機管理の甘さを露呈する結果になっていました」(同)
それでも現在に至るまで、伊藤がイマージュを離れることはなかったため、芸能活動は同事務所に所属したまま再開するとみられる。次に伊藤の名前がメディアで取り沙汰されるのは、何らかの作品への出演発表になるのだろうか。