月9『監察医 朝顔』最終回に不満続出! 「りんたろー。が出る意味あった?」「これはないわ」視聴者ガッカリのワケ
昨年11月から2期連続で放送された上野樹里主演の“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)が3月22日に最終回を迎え、平均視聴率13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回の13.8%に次ぐ数字を残し、全話平均も11.5%と2桁台をマークするなど、まずまずの結果となったが、ネット上では「犯人役に芸人使うのやめて!」と不満の声が噴出している。
同ドラマは、原作・香川まさひと氏、作画・木村直巳氏による同名人気コミックの実写版。2019年7月期に放送された第1シーズンの続編で、法医学者・万木朝顔を上野、元ベテラン刑事で認知症が進んでいる朝顔の父・万木平を時任三郎、朝顔の夫で刑事の桑原信也を風間俊介が演じた。最終回直前の第18話では、桑原たち神奈川県警が11年に発生した「三田村一家殺害事件」の捜査を進める中、野毛山署強行犯係の刑事・森本琢磨(SixTONES・森本慎太郎)が男にナイフで刺され、意識不明の重体に陥っていた。
「犯人役を演じたのは、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。で、18話の時点でネット上では『いきなり芸人が出てきて興ざめ』『せっかくのドラマが台無し』などと批判が続出していました。というのも、りんたろー。が演じたのは、三田村一家殺害事件に関与した疑いがある重要な役だったにもかかわらず、彼には演技経験がなく、ドラマ出演は今回が初めて。その上、最終回では逃亡の末あっさり桑原たちに捕まり、三田村一家殺害事件の“模倣犯”だったというオチも。ネット上では、『ちゃんと演技力がある俳優に演じてほしかった』『最後の最後でりんたろー。はない』『りんたろー。が犯人役とか、笑わせにきてるとしか思えない』と不満が噴出しています」(芸能ライター)
とはいえ、20年1月期放送の竹内涼真主演ドラマ『テセウスの船』(TBS系)では、最終回で連続殺人事件の犯人が霜降り明星・せいやだと判明し、「ほかにいい役者が揃ってる中、黒幕がせいやなんてガッカリ」「本業である俳優に演じてほしかった」「せいやの演技で全てが台無し」と相当反感を買った過去もあるだけに、「とりあえず、せいやみたいに真犯人じゃなかっただけマシ」との声も見受けられる。また、一部では、「なんかサラっと事件終わった?」「あれ? 真犯人は?」などと戸惑う声も。
「結局、最終回で桑原たちは三田村一家殺害事件の真犯人を捕まえることができず、捜査を継続することに。その後は、朝顔と桑原が認知症の平の願いを叶えるために行った結婚式の模様がメインで描かれたため、ネット上では『えー! 未解決のままなの?』『事件解決しないなら、りんたろー。が出る意味あった?』『2クールもあったのに、これはないわ』とガッカリした視聴者も多かったようです。しかし、結婚式で平が披露したスピーチの内容には『お父さんのスピーチが泣ける』『号泣』と感動の声が続出していました」(同)
真犯人が捕まらなかったことで、早くも「続編あるね!」との声も上がっている『監察医 朝顔』。事件解決は、“第3シーズン”に期待したいところだ。